葉山の海と森

葉山町の自然と日々の暮らしのスケッチ

リタイア生活に入る

2022-10-27 15:19:07 | Weblog
22歳で仕事を始め、26歳で独立以来50年以上電機業界に身を置いて過ごしてきたが、今月で辞めることとした。
会社そのものは息子に譲った形になるが、一切の仕事にピリオドを打つことにした。但し、在庫の整理や書類の後始末で
当分ゆっくりはできない。山あり谷ありの仕事人生であったがこれからどういう生活が待っているのか、楽しみであるが
不安でもある。持病の腰痛や高血圧、糖尿など薬を7~8種類も飲んでいるからである。

自律神経というのはまさに自立する神経であると思う。自分が如何に自分をもって歩けるか、判断できるか、生きて行けるか等
まさに自分を律する神経でよくも50年も続けてきたものだと自分に表彰状をあげたいくらいだ。
世の中の裏と表を見て落ち込んだこともあったが、反面生涯の友人もできたし、仕事と称して海外にも出かけたし、旨いものを
たらふく食べたし、人様以上に幸せだったように思う。

我々の時代は良かったのだ。今の時代で働く息子たちを見ると可哀そうになることがある。管理され、コストを抑えられ、社会規範
を強要され、この国の会社の在り方を変えなければ世界と太刀打ちできなくなる。コンピュータの無い時代から今の時代に
なってこの差は本当に大きいのだ。管理されることに慣らされて独自色が出せない構造になっている現状は世界と勝負できない
と思うのだ。G7の中で最低の成長率で韓国や中国にも後れを取っている現実を為政者は直視すべきだと思うのだ。

今後折に触れ書こうと思っているが、仕事も辞めるのでコンピュータがいらなくなるので、これが最後になるかもしれないので
長い仕事人生の中で無事にここまで歩いてこれたことを感謝してとりあえず最後としようと思っています。
残すは感謝ただ一つ。(Boy Scoutの野営地を去るときの言葉です)
コメント
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