南町の独り言

様々な旅人たちが、日ごと行きかふ南町。
月日は百代の過客、今日もまた旅人が…。

間に合うかなあ

2010-02-15 17:27:44 | ユニオン

日曜日の日経新聞1面に“「協同労働」に法人格”の見出しをみつけました。
「協同労働」とは労働者が共同で出資して仕事を起こし、経営にも携わるという新しい働き方をするものです。
今国会に提出されるであろうこの法律は、鳩山政権が提唱している“新しい公共”を推進させるためにはどうしても必要な法律です。
労働金庫や全労済の発足初期の理念を具現化するものでもありますが、労働金庫や全労済は大きくなりすぎて、いつしかその理念が一般組合員からみえなくなってしまいました。
労働金庫を例にすれば、労働者(労働組合)がみずから出資しつくりあげた労働金庫という金融機関を媒介として、貸し手としての労働者と借り手としての労働者がWinwinの関係、すなわち相互互助の関係を結ぶことに存在意義があったのです。
それこそお互いに“顔の見える組合金融”だったわけです。

この「協同労働法」が今国会で確実に成立するかはまだわかりません。
しかしこの法律ができることで様々な“雇用創出”のチャレンジが可能になります。
今日、県経営者協会に春闘に関する要請書を提出してきましたが、その中でも雇用創出は大きなテーマです。
会場には多くのマスコミが来ておりましたが、昼のニュースでその場面が映されました。
そこにはどこかで見たような白髪頭のジイジが出ていました。
いつまでも“無知”な奴だとひたすら自らにムチ打ってきましたが、やはり年相応のジイジになっていました。(テレビって嫌ですね)
しかしどんなに“無知”であっても、常に新しいことに挑戦していく勇気をもったジイジであり続けたいと思います。
なんとか民主党に頑張っていただいてこの静岡県内に何十本も“協同労働の旗”を立てたいものですね。