けろろの「浜あるき・野良あるき」

漁あるところ、農あるところへ、風土のにおいに誘われて、いそいそ出かけています

子どもの魔除け、着物の背守り

2012-09-13 19:59:57 | 日記


昔は、子どもの着物に魔除けの刺繍をしたそうです。
「背紋」とか「背守り(せまもり)」とかいいます。
襟のすぐ下、中央に縫いつけたものを見たことがあります。

大妻女子大博物館に、いろんな図案の展示が。
目を引かれたのがこれ。



蓑笠のひとが、船を操っています。
雨がけぶる、ゆるやかで浅い川を下っているところですね、この感じは。
縁起物の符牒、語呂合わせがどこかにあるのかな??
見当がつきません。
でも、何だかとってもいい。

すごい校訓

2012-09-13 19:54:58 | 日記


大妻女子大学創設者、大妻コタカさんの教え。
「自らの至らなさを恥じよ」という意味だそうです。

ミニシールにプリントしてあって、お持ち帰り自由。
ノートなどに貼って、日々かみしめるのでしょうか。
1枚いただいて、手帳の表紙に貼りました。
知りきれないほど恥の多いわが身ですが…。

大学の図書館地下にある博物館にて


牛さん、ありがとう

2012-09-13 00:26:50 | 野良あるき


牛が好き。
学生のころ、友だちのツテを頼って、北海道の牧場で1か月、
住み込みバイトをさせてもらったことがある。
その頃から、牛が好きだったのかな~

最近のフリーストール(牛舎の中で牛をつながず、自由に歩き回れるようにして飼う方法)の
最先端の流行が、「バイオベッド」だそうです。
山の上で牛がくつろいでいますが、これがそう。

牛舎の中でおがくずと牛ふんを混ぜ、少し発酵させます。
表面が乾いていて気持ちいいし、からだもきれい。
夏は天井の扇風機に近くて涼しく、冬は発酵熱でホットカーペット状態。
牛舎から出して2回ぐらい切り返せば、すぐにいい堆肥ができるそうです。

ふーん。