福ちゃんの散歩道

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【難読漢字】「荒ぶ」って読めますか?意外と読めない…? 現代ビジネス編集部

2022-06-25 00:05:00 | 難解漢字 現代ビジネス 連載
【難読漢字】「荒ぶ」って読めますか?





意外と読めない…?


突然ですが


「荒ぶ」という漢字


読めますか?


風が「吹き荒ぶ」のような使い方をします。


正解は「すさぶ」でした!

わかりましたか?



現代ビジネス編集部


結論から言ってしまうと、

荒ぶの正しい読み方は「あらぶ」「すさぶ」の両方になります

 

荒ぶの”荒”は「あら(い)」「あ(れる)」「すさ(む)」「こう」と読むことができます。

 

 

一般的には荒ぶは「すさぶ」と読むことがほとんどです。

 

ただ荒ぶは「あらぶ」「すさぶ」のどちらで読むかによって、


意味が異なるので注意が必要です。

 

 

次の章で荒ぶの意味と類義語について解説していきます。


では荒ぶの意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず荒ぶ(あらぶ)は「暴れること/荒れること/気持ちが離れること。

疎遠(そえん)になること」の意味として用いられています。

荒ぶを「あらぶ」と読むと上記のような意味になりますが、


「すさぶ」と読むと「(生活・心などの)ゆとりやうるおいなどがなくなること/(雨・風などが)荒れ狂うこと」の意味となります

 

このように荒ぶは「あらぶ」「すさぶ」のどちらで読むかによって、意味が異なるので覚えておきましょう。

  

荒ぶを用いた例文としては、「生活が荒(すさ)ぶ」や、

「風が吹き荒(すさ)ぶ」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「(生活・心などの)ゆとりやうるおいなどがなくなること」の意味で、

後者の例文は「(雨・風などが)荒れ狂うこと」の意味で使用しています。

 

 

また荒ぶの類義語としては、「退廃(たいはい)・荒廃(こうはい)・乱雑(らんざつ)・荒天(こうてん)」などの言葉が挙げられます

どの言葉についても荒ぶと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。