今日は晴れ。快晴のグラウンドで、運動会の練習が始まっています。
図書館で借りて、東野圭吾の「ナミヤ雑貨店の奇蹟」を読みました。今回は、運よく、早くに借りることができました。おかしなタイトルの本だなあと思って読み始めましたが、とても面白い話でした。
入り口に悩み相談の手紙を入れると、裏の牛乳箱に回答がもらえるという「ナミヤ雑貨店」。実は不思議なタイムポケットのようになっていて、時空を越えたやりとりが繰り広げられます。5つの話から成っていますが、それぞれ、絶妙に時代が違っていて、相談に答えている人も一人ではないし、相談した人も違う時代で登場したりします。そのおかげで、相談した人のその後の人生を見たり、登場人物が面白いようにつながったりして、とにかく、読んでいて、わくわくしました。厳しく切ないこともあるのですが、人生は多面性があって面白いと思える、楽しいファンタジーでした。とても面白くて、私は大好きな本でした。