きときと日記

「きときと」とは富山の方言で「ぴちぴち(新鮮な)」という意味。きときとな日々の記録を更新中。

PROMISE (無極)

2006-01-16 | 映画
今年[2]本目。中国映画。試写会。日比谷セントラルビル、ワーナーブラザース試写室にて。

全編中国語なので中国映画なのでしょうが、日本の真田広之や韓国のチャン・ドンゴンが出てるので、アジア映画といった感じです。

めちゃめちゃ面白かった!!!これはアタリです!私の好みのツボにはまりました。すっごい面白かった!エンターテイメントとして最高の映画でした。友達が、「ファンタジーな時代劇」と称してましたが、まさにそんな感じ。ファンタジーですよ、ファンタジー。

神と人間が共存していたその昔、というファンタジーな設定で始まり、俊足のチャン・ドンゴンは猪(豚?)の大群に追いかけられ、ありえない速さで走ります。いやー、もう、笑える。「少林サッカー」の監督なんですね。特撮がありえない超人技で最高!

真田広之は大将軍役なんだけど、真っ赤で華やかな鎧兜で戦う姿は超カッコよくて、そして姫を愛する姿はとっても切なくて、ラストシーンまで、真田様にぞっこんになります 彼は小さいのに、演じるとすごく大きく見えるからすばらしい!!

奴隷(!)役のチャン・ドンゴンは彼じゃなくてもよかったのでは?というような(笑)、なんともいえない役どころでしたが、これはこれで、またすばらしい。王妃役のセシリア・チャンは、途中白塗りでいただけない顔になったりしつつ、鳥かごから抜け出して白い羽で空を飛ぶ姿はなかなかきれいでした。

そしてもう一人(主役が四人の映画です)は、ニコラス・ツェー。彼が冷たい公爵役なんだけど、とってもきれいな顔立ちしてるの。男性なのに、ほんとうに整った美しい顔...ちょっと惚れ惚れ。

おとぎ話なストーリーなので、下手すると茶番っぽくなりそうだけど、非現実的な世界を大真面目に作ってるところがブラボーな感じ。中国では大ヒットしたらしいけど、日本じゃ大ヒットは難しいだろうなあ。でも個人的には「HERO」や「LOVERS」より好き!同じように色使いの美しい映画でしたが、なんか夢がある。非現実的な世界で、とても現実的な人間の感情を描いてる、切なく美しくバカバカしい(笑)、ステキな映画でした。

とにかく真田広之がカッコいい、最高のファンタジーです。もう一回見たいなあ。
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