私の頭の中の消しゴム

遅ればせながら、ようやく見ました。韓国映画「私の頭の中の消しゴム」。

かなり興行成績もよく、見た人の感想も良かったので、期待して見ましたが、なるほど、泣けました！感動の名場面について語るとネタバレになるので書きませんが、泣かせるツボが十分。でも、私は彼のお母さんのことでケンカした際の彼女のセリフが一番印象的でした。

意外と記憶がなくなり始めるまでが長くて、なくなり始めてからの闘いのシーンがもっと長いのかと思ったら、それまでの二人の関係や家族や愛や、そんな感じの部分が思ったより長くて、でもそれが帰って後半の涙を誘う、という仕掛けです。

何より主役二人が抜群にいい。何がいいか。顔がいい（笑）。チョン・ウソンの野性的で、それでいてやさしい、顔も役柄もうっとりさせる要素十分！相手役の女性、ソン・イェジンがまたカワイくて、涙が似合って、ほんとにステキ。この映画、ヒットの要因は絶対主役にある。脚本ももちろんいいけど、この二人じゃなかったら、こんなに流行らなかったと思うなあ。