檀ふみと阿川佐和子の共同エッセイ「けっこんせんか」を読み終えました。このコンビ、大好きで、前も読みましたが、これも面白かった!前に読んだのはリレーエッセイでしたが、今回は全部対談。前に読んだ時も、友達に「私たちもこういうの書いてみようよ」と誘った覚えがありますが(笑)、妙に親近感の沸く会話です。
作家の娘2人、正反対のようでどこか似てる2人が、お互いを褒めたりけなしたりしながら、知的なトークを繰り広げます。恋愛や結婚に縁がないといいつつ、終始、その話題、というのも笑えます。そして、内容は意外とあけすけなのに、口調がかなり上品で、そのため読んでいても気持ちいい。こんなやりとりができるセンスと友情がうらやましいです。