今日は曇り空。学校へ仕事に行き、帰ってから母と温泉に行きました。父はデイサービスでお風呂に入ってきました。図書館で借りて、雫井脩介の「ビター・ブラッド」を読みました。ドラマ化されたということで紹介されていたので読んでみました。割と読み応えがあり、東京の往復で読みました。新米刑事とコンビを組むことになったのは、少年時代に別離した実の父親。ベテラン刑事の父親に反発しながらも、同じ刑事として成長していく息子。ドラマでは、佐藤健と渡部篤郎が演じているのですね。気取った父親と反発する息子。予告でちらっと見ましたが、イメージはぴったりな感じです。事件の謎を追う推理サスペンスで、警察内部にも敵がいるというスリリングな展開です。前半はちょっとリズムがつかめず読みにくかったのですが、後半は面白くなってどんどん読み進みました。ジャケットプレイを教える気取った父親がいい味出しています。息子は一人で突っ走り過ぎな感じです。情報屋の最後が切ない。事件がちょっとややこしくて、登場人物もたくさんいて、混乱してくるのですが、なんとか最後まで読むことができました。普通に面白かったです。
