きときと日記

「きときと」とは富山の方言で「ぴちぴち(新鮮な)」という意味。きときとな日々の記録を更新中。

傍聞き

2012-04-30 | 

珍しく、文庫本を買って読みました。長岡弘樹の「傍聞き(かたえぎぎ)」です。帯に「おすすめ文庫王国 国内ミステリー部門ダントツの第1位!」とインパクトのある文字が書かれて、本屋にたくさん平積みされていたので、つい買ってしまいました。4つの話が入った短編集です。

表題作の「傍聞き」は、女刑事とその娘が主人公です。「傍聞き」とは、「かたらわにいて、人の会話を聞くともなしに聞く」という意味で、「どうしても信じさせたい情報は、別の人にしゃべって、それを聞かせるのがコツ」ということで、タイトルを見ただけで、どんなトリックなのか、わくわくしました。でも、いい意味で想像を裏ぎる結末が用意されていて、とても面白かったです。

「迷走」では救急救命士が、「899」では消防士が、「迷い箱」では出所直後の元受刑者が、それぞれ、謎の行動を起こします。特殊な環境で、不思議なことが起こりますが、ためいきをつきたくなるような、結末が待っていて、楽しませてくれます。どの話も、短編なのに、印象深い、面白い話でした。

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たけのこ

2012-04-30 | 日々の出来事
今日も晴れたり曇ったりですが、暖かくて気持ちがいい一日でした。寒くない、というだけで、本当に生きているのが楽になります(笑)。今日ものんびり。二階の掃除をして、スキーウェアやストーブを片付けて、カーテンを付け替えました。昨日、刈った枝を燃やして、庭でアイスクリームを食べたり、本を読んだり。穏やかで気持ちのいい三連休でした。

妹の家から、今朝、掘ったという、たけのこが届いたので、夕飯にいただきました。まずは穂先のやわらかい部分をおさしみで。あとは、庭の山椒の木の芽を積んで、木の芽和え。昨日、摘んであく抜きしておいたわらびも、酢の物や味噌汁にして食べました。採れたて山菜のヘルシーな夕飯でした。

今日は、光一さんの舞台「Endless SHOCK」の千秋楽ですね。無事に終わったのでしょうか。1月の博多座から始まって、2~4月の帝劇と、4ヶ月の長期公演。毎日、体調管理して、続けるだけでも、どんなに大変だったことでしょうか。それなのに、いつ見に行っても、全力でステキな舞台を見せてくれました。座長、そして、カンパニーの皆さん、お疲れ様でした!

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