富山の往復で「アヒルと鴨のコインロッカー」を読みました。映画やってたのを知ってるんですが、見そびれたので、本を読むことにしました。
とっても面白かったです!!!
2年前と現在の物語が交互に描かれていき、最後に驚きの種明かしが用意されています。最後まで読むと、もう一度最初から読みたくなります。結末を知って読むと、途中に山のような伏線が隠れていて、すごく感動です。
登場人物にブータン人っていうのも面白いけど、生まれ変わりを信じているブータン人がちょっとうらやましくなりました。「アヒルと鴨」は何が違うのか?「コインロッカー」に何を閉じ込めるのか?読み終えるとタイトルの奥深さにしみじみ。
これをどうやって映画にするんだろう、と思うと、映画も是非見てみたくなりました。いつか借りて見てみよう!
原作は伊坂幸太郎。「陽気なギャングが地球を回す」の作者だったんですね。なるほど、不思議な世界観が似てるかもしれません。他の作品も読んでみようかな。