「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

(中国)自律飛行型航空機、12機での編隊飛行に成功<2024.3.4

2024-03-04 20:25:02 | 中国と東アジア

動画:自律飛行型航空機、12機での編隊飛行に成功 中国安徽省合肥市
2024年3月1日 14:31 発信地:中国 [ 中国 中国・台湾 ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3507444

動画を見て驚いてください。
これはスマート交通の発展に向けの開発ですので動力は電力(バッテリー)です。環境負荷を考えなければガソリンエンジンでも出来ます。その方が馬力は大きいと思います。
このサイズで最大離陸重量は620キロです。もう少し大型化すれば、1トンです。
自動操縦は事前にプログラムされて人間の操作なしで飛行するという意味です。

ふと❓思いませんか❓
これを兵器に応用したらどうなるんだろう❓
様々な用途が考えられます。大型の自爆型ドローンには即転用できます。1トン爆弾が落ちてきたら抜群の威力があります。
それどころか爆弾を投下して、基地に帰還するようにすることも可能です。

積載量が1トンあれば、前線への物資の補給にも非常に便利ですね。
負傷兵の搬送にも、兵員の交代にも使えます。

近未来の戦争が、どうなるかが分かります。
今、行われているウクライナ紛争は旧式の最後の戦争になるかもしれません。

イランが開発した自爆型ドローンは、ジェットエンジン推進です。搭載できる爆弾の量と速度が、プロペラ推進に比べて格段に進歩します。
戦闘艦の攻撃にもミサイルの代わりに使えます。
しかもミサイルに比較すると格安です。

中国は、最新のハイテク技術の一部を除くと世界最先端の技術大国になりました。
中国宇宙ステーション
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%AE%87%E5%AE%99%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3

今、単独で中国宇宙ステーションを打ち上げたり維持できるのは中国だけです。
その技術は、全部軍事に応用されます。
そして軍事に必要な基本的な鉄鋼や造船の最大の生産国です。

中国を軍事力で封じ込めようとか、中国と軍事力で対抗しようとする今の考え方は、そもそも物量と技術の違いを無視した空論です。

ウクライナ紛争を見るにつけ思うことは、戦争を始めてはいけないと言うことです。ウクライナに戦争を回避しようとする政治と外交の知恵があれば、簡単に回避できました。

政治と外交の知恵は皆無でひたすら軍事力でロシアと対抗しようとした結果がウクライナ紛争です。(要は、やや強めの腕力があるだけでノウ味噌が無いという意味です。アメリカには、便利な道具です。)

ウクライナが「あす」の日本にならないことを祈るばかりです。
台湾も同じです。幼稚園児のような独立論を振りかざしていれば、やがて中国との武力衝突を招きます。
そうなったら、どうするのか❓も事前に考えておくべきでしょうね❓

もちろん一定の国防力は必要です。
しかし戦争に巻き込まれない知恵のある国が、最終的に世界の中で生き残ると思います。

中国を見てください。
軍事力を威嚇には使いますが、戦争はしません。
中国が軍事力を行使したのは、随分前です。

旧ソ連との国境紛争。1969年
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E3%82%BD%E5%9B%BD%E5%A2%83%E7%B4%9B%E4%BA%89
中越戦争1979年
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E8%B6%8A%E6%88%A6%E4%BA%89

戦争は止めて国家の発展に力を尽くしたから今の中国の繁栄があります。
何でもかんでもアメリカの尻馬に乗るのは、止めるべきです。
日本の国益と東アジアの平和を守る外交を日本の外交の指針とするべきです。
それ以外の地域(ヨーロッパなど)の紛争に関与することは、日本の国益を損なうことです。
日本にとって!
ウクライナが勝とうがロシアが勝とうが、どっちでもイイ事でしょう❓
そこに「しゃしゃり出ていく」日本政府は愚かと言うしかありません。知恵が足りなすぎると言うことです。


※関連記事目次
項目「中国と東アジア」の目次①
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/f1f533ed01e2ff185e6b598bf5010540


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