goo blog サービス終了のお知らせ 

「北の山・じろう」時事日記

このブログは、Hatenaブログに移転しました。

篠田英朗教授の「バイデン・ドクトリン」の総括から見えてくる事(アメリカの戦争の論理)<2025・03・26

2025-03-27 22:36:35 | アメリカ合衆国

現代ビジネス
2025.01.21
ほぼ空振りに終わった「バイデン・ドクトリン」の結末が「今後の世界にもたらす影響」
https://gendai.media/articles/-/145408

(バイデン政権誕生半年後の記事)
2021.07.08
「バイデン・ドクトリン」とは何か? 中国の脅威を前に、もはや超大国間「競争」は避けられない
https://gendai.media/articles/-/84883

(そしてトランプ政権の外交政策の解説)
2025.03.21
③「トランプの外交」を理解するために絶対に欠かせない「モンロー・ドクトリン」に対する「誤解」と「三つの特徴」
https://gendai.media/articles/-/149359

この三つの記事を読むとアメリカ外交の実態が分かりやすいと思います。
③の記事は、古い時代からのアメリカ外交を簡潔に書いています。
アメリカ外交の流れが分かります。
【篠田英朗教授の「バイデン・ドクトリン」の総括】については記事を読んでください。



これらの記事を読んで気が付いたことを、少し書きます。
(過去日記)
(アメリカ)アフガン戦争敗北の背景を記述した記事「中岡望」<2025・03・25
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/f224c8d0c4b1812a51c51ea5634c53ea

中岡望氏のアフガン戦争について書いた記事を読むと、ここにブッシュJr政権の外交政策と実際の行動が書かれています。篠田英朗教授の記事には、出てこない(趣旨が違うからです⇒項目が別)ネオコンと産軍複合体と言う政権の陰の参加者が書かれています。

21世紀のアメリカの一連の外交方針とアフガン戦争からウクライナ紛争に至る戦争との関係が見えてきます。
そこから見えてくることは、ベトナム戦争と全く同じ構図があることです。
ネオコンと言えば、なんだか新しいように聞こえますが、実態は「産軍複合体のロビイスト」であり戦争や対立のための理屈をもっともらしく作り出しているに過ぎません。
ネオコン人脈には、特徴があります。
(関連日記)
(ア)ネオコンの最新事情について書いた記事(春名幹男氏)<2025・03・21
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/ec11300afe9d6b8109047a886d7b158a
現在のアメリカのネオコンの色分け(バイデン派、トランプ派、リバタリアニズム)<2025・03・15
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/d7babfcf8d21365c8777fb7f3f0da159
ネオコン(新保守主義)が、レーガン政権後のアメリカ政治の中心<2025・03・15
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/7819ad2d62015acbdc524f7c4a8f4e2f
ネオコンの現住所⇒米民主党と(多分)ヨーロッパ<2025・03・12
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/4fb371f0005e6ab6e8b686c83d6dca0f

(ア)の記事
【ネオコンは、親子、兄弟の絆で思想的連帯を維持する傾向がある。彼らはほとんどがユダヤ系で、反共・反イスラム教過激派。米国のリーダーシップで民主主義を拡大し、軍事力行使を躊躇しないというタカ派の思想だ。】

ほゞ、アメリカの21世紀の戦争を意図して作り出して来た勢力が分かります。
おそらくトランプ氏以外のブッシュJr大統領、オバマ大統領、バイデン大統領の外交政策に大きく影響を与えていると思います。ブッシュJr政権からは、途中で排除されましたが最初の頃はネオコン人脈が政権幹部になっています。
オバマ政権にもネオコン人脈が、入り込んでいます。(民主党ネオコン)
バイデン氏に至っては、ネオコンと軍需産業の代弁者のような面があります。

ブッシュJr大統領、オバマ大統領、バイデン大統領の外交政策には、ネオコンの主張と類似する点が多くあります。
しかし、これは古い時代を振り返るとベトナム戦争と、ほぼ同じです。
それを『言葉や言い方』を変えて新しく見せかけているだけです。
アメリカの戦争の論理は、時代が変わっても本質は大体・同じと言う事です。



※関連日記目次
項目「アメリカ合衆国」の目次④
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/6ea78b12b6512e36fbdc6eebd50f97ce


コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。