「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

2024MLB>日本の野球少年は、ムーキー・ベッツやホセ・アルトゥーベを目指してほしい<2024.3.30

2024-03-31 19:23:21 | MBL & プロ野球

ドジャース、ベッツを二塁守備で起用、開幕戦遊撃も相手左腕対策で右打者ロハスを遊撃手で起用
[2024年3月30日12時22分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202403300000186.html

外野のポジションを一つ開けるためにロバーツ監督は、ムーキーをセカンドにコンバートしました。翔平君が守備が出来る程度に回復したら翔平君を外野で起用するためのオプションです。シーズンの後半には「レフト翔平」が見られると思います。翔平君は守備も上手いですからレフト守備位は楽にこなせます。

ところがドジャーズの本来のショートであるギャビン・ラックス内野手が故障明けで調子が今一つ上がりません。
そこでショート守備は、状況によりギャビン・ラックスとムーキーが交代で守ることになりました。ギャビン・ラックスがショートに入るときは、ムーキーは当初の予定通りセカンドに入ります。

去年までライト守備の名手のムーキーが今年は、セカンドとショート守備を兼任しているのが、ムーキーの天才度合いを表しています。
こんなことを器用にやれるのは、メジャーでもムーキーだけだと思います。
このような守備の負担がありながら打撃では、いつものように打ちまくっています。

もう一人小柄な名選手がいます。

ホセ・アルトゥーベ(168cm75kg)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%82%BB%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%BC%E3%83%99
首位打者:3回(2014年、2016年、2017年)
盗塁王:2回(2014年、2015年)
シーズンMVP:1回 (2017年)
ゴールドグラブ賞(二塁手部門):1回(2015年)
最多安打:4回(2014年 - 2017年)
初回先頭打者本塁打:35
ワールドシリーズ優勝:2回(2017年、2022年)

ムーキー・ベッツ(175cm82kg)(31歳)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A0%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%99%E3%83%83%E3%83%84
首位打者:1回(2018年)
ゴールドグラブ賞(外野手部門):6回
最優秀守備選手賞:1回(2016年)
ワールドシリーズ優勝:2回

日本の野球少年が目標にしてほしいのは、ホセ・アルトゥーベ(168cm75kg)やムーキー・ベッツ(175cm82kg)のような選手です。
これなら日本人の体格は、全くハンデイにならない事が分かります。
「基礎体力と運動能力とスピード」の問題です。

日本人の野手がメジャーで通用しにくいのは、最初から基本的な体力的部分で劣っているからです。
メジャーと比較してすべての部分で劣っている日本のプロ野球のレベルを目標にするから、完成したとこのレベルがメジャーと比較して低いという単純な現実があります。

子供のころからメジャーのレベルを体力的な部分から目標にしなければ、野手はメジャーリーガーには、なれません。
逆に言うなら子供のころからメジャー水準を知り、そのレベルを目標にすれば、今よりもっと多くの選手がメジャーでプレーできると思います。

レベルの低い日本のプロ野球で完成してしまえば、そこから更にメジャーレベルまで向上するのは、難しいという単純な事実があります。

ムーキー・ベッツの話を聞くと、子供のころは小さくてリトル・リーグのチームには入れなかったそうです。でも運動神経は抜群、走るのも速い。
そこでムーキーのお母さんが、同じように小柄でリトル・リーグのチームには入れない子供たちを集めてチームを作りリトル・リーグに参加したのだそうです。
お母さんが、こうしてくれなければ今のスーパースターのムーキーは、いないでしょうね❓

それは余談ですが運動能力やスピードが必要なのであって、体のサイズは関係ないと言うことです。
運動能力やスピード+基礎体力の部分で劣るから日本人選手は、メジャーで通用しないと言うことです。

今、少年野球や高校・大学でやっている練習ではダメだと言うことです。

『佐々木麟太郎18歳のアメリカ行き「悲観する声」のナゾ…高卒→留学した元球児が証言する“アメリカで見た”日米ドラフト候補の決定的な違い』
2023/10/13 17:01
https://number.bunshun.jp/articles/-/859229

これでも遅いくらいです。メジャーを目指すという点から考えると高校年代から留学するのがベターだと思います。

目標がプロ野球なのかメジャーなのかで、選択するべき進路が違うと言うことです。

大学はアメリカに野球留学するべきでしょうね❓
アメリカの大学は、野球部門でも奨学金があります。
学費は心配せず、進学できます。

そして特に野球の名門大学はレベルが高いです。ドラフトで指名される選手の数も日本と比較すると圧倒的に多いです。チームの数が多くマイナーの階層も多いからです。
そして大卒の指名順の速い選手が、メジャーで活躍するケースが多いです。

メジャーになる一番の近道は、アメリカの野球名門大学に進学し大学野球の中で鍛えられてメジャーから指名されるのが確実な道です。

プロ入り後の努力と才能の問題はありますが、メジャーリーガーになりたければ、こうするべきです。
プロになると言うことは、職業です。
メジャーとプロ野球では、年棒のゼロが1つ違います。
「メジャーの落ちこぼれが、やむを得ずプロ野球に入ります。」
こうならなければ、日本の野球界のレベル・アップも進歩もないと思います。

見ているとどんどん内向きになり、メジャーから遅れています。競争の少ない仲良しクラブだからです。

メジャーの野球を見慣れると、馬鹿らしくてプロ野球の試合など見る気がしないと思います。
理由は、単純に見ていて面白くないからです。
コンテンツとしてプロ野球の試合は、圧倒的に劣っています。

プロを目指す野球少年が、日本にこだわる必要は全然ありません。どんどん、アメリカの高校や大学に野球留学するべきだと思います。
勉強の方もきちんとやれば、卒業後プロになれなくてもアメリカの大きな企業に就職できると思います。
独立してビジネスや商売をしたい人にもその環境が整っています。

日本は、このような意味であらゆる部分で周辺の国々から遅れつつあるように見えます。


※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次①
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/11328fcdd47caf7c999058799251da3b


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。