「試合が長すぎる」日本でもピッチクロック導入を検討…一方で反対する球団は「時間短縮は売り上げ減につながる」プロ野球は誰のものなのか?
2023/08/31 17:00
https://number.bunshun.jp/articles/-/858629
「間違いなく負担は増えている」 大谷が世界に向けて警鐘を鳴らすMLB時短策の弊害
公開日:2024/04/11 10:53
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/338772
「試合時間が長すぎる」と言う理由によりピッチクロック制度が導入されました。
しかしこのルール変更に当たり特に先発投手の健康は考慮されていません。野球関係者からは、反対の声が多かったようですがコミッショナーの鶴の一声で導入が決定したようです。
効果は確かにあり、試合時間はこれまでより短縮されました。
しかし1年経過後、各チームの主力級の先発投手の故障が相次いで発生しています。日本人でも大谷翔平、千賀滉大と2人故障しました。翔平君は2回目のTJ手術を受けました。
千賀滉大は故障者リスト入りして復帰の目度は未定です。
ヤンキースの去年のサイ・ヤング賞投手のゲリット・コールも肘の痛みが発生し、現在治療中です。手術になるか治療で回復するかは不明です。
ナ・リーグ最多勝のブレーブスのストライダーも右肘靱帯損傷が判明しました。
昨季MLB投手2冠ストライダーが肘靱帯を固定具で修復する手術 19年にTJ手術、今回は回避
[2024年4月14日7時34分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202404140000090.html
大谷翔平もランクイン…剛腕に次々起こる“悲劇” 「7/9」の負傷離脱に「これは酷い」
2024.04.15
https://full-count.jp/2024/04/15/post1542941/
特にストレートに威力のある投手に軒並み故障が発生しています。
球団と投手の側が自分たちを守るには、これまでの投手のノルマを減らすしか方法がありません。
中4日での登板は避けて中5日に間隔を増やすべきでしょう。
投球数も100球は、多すぎます。
80~90球に制限するべきだと思います。
そうするとクオリテイスタートの基準も変更するべきです。
球数を制限すれば、6回を投げ切るのはほぼ無理です。
5回に、これも変更するべきですね❓
こうしないといい投手は、次々に故障すると思います。
ピッチクロックの導入を続けるのなら、投手の負担軽減とセットでなければなりません。
そうしなければ一流の先発投手は、いなくなると思います。
その意味で従来のクオリテイスタートを先発投手の責任回数の5回と個人的には解釈しています。
5回を投げ切って自責点3以内なら先発投手としてノルマ達成と言う解釈です。
だから今の指標のうちクオリテイスタート率は、ほぼ無意味です。この回数が多い投手は、やがて故障すると思います。
そのように考えてくると・・・
年間28試合程度に先発するとすると、28試合×5イニング=140イニングが先発投手の限界です。これ以上は投げさせるべきではありません。
投球数に換算すると28試合×90球なら年間、2520球が上限です。
投手自身もこのように認識し自分を守らないと、やがて故障すると思います。
※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次①
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/11328fcdd47caf7c999058799251da3b