天台寺門修験

修験道の教義は如何に

密教法具3  金剛盤(こんごうばん)

2011年05月13日 08時40分48秒 | 密教仏具

 

金剛盤は、金剛杵と金剛鈴を置く台である。その形は鋳銅板の輪廓を底辺の広い三角形にし、その縁に切れ込みとふくらみを加えて均一でない四葉形にして、四葉蓮華にかたどる。四葉形の切れ込みに猪目(いのめ)を透かすものと透かさないものとある。この盤面に輪宝や三鈷杵を毛彫(けぼり)するものもある。

 『日本の美術  仏具   蔵田 蔵編 至文堂』

  

 前に五鈷杵、右側斜めに三鈷杵、左側斜めに独鈷杵をのせて大壇の中央、行者の前に置く。

『密教辞典 法蔵館 より』


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