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北近畿豊岡道の早期完成を 大会に1000人参加

2008-08-13 | 豊岡市

毎日新聞(8月11日付)豊岡支局版より

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豊岡自動車道 早期完成訴える大会に1000人参加


北近畿豊岡自動車道の早期完成を訴える大会が10日、豊岡市立野町の豊岡市民会館文化ホールで開かれた。但馬地方の3市2町から約1,000人が参加した

但馬各市町などでつくる実行委員会が主催しており毎年恒例の大会。参加者は少子・高齢化の進行や過疎など、但馬地方が置かれた厳しい状況を食い止めるために、高速交通ネットワークの整備の必要性を訴えた。また「活力ある地域づくりをより推進するため、早期整備に格別の配慮がなされるよう強く要望するとともに、我々も魅力ある地域づくりに取り組む」などとした決議文も採択した。

同自動車道は春日(丹波市)―豊岡南(豊岡市)が計画されており、一昨年に春日―和田山(朝来市和田山町)まで開通。現在、和田山―八鹿(養父市)間でトンネルなどの工事が進められている。

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北近畿豊岡自動車道は舞鶴若狭自動車道春日ICを基点に、但馬地方の中心都市である豊岡市を結ぶ約60㎞の高規格幹線道路で、交通インフラが脆弱で企業誘致や産業育成に大きく遅れを取っている兵庫県北部(丹波・但馬地方)にはなくてはならない道路と期待されています。

2006年7月には春日ICから和田山まで開通し、舞鶴道の交通量が増加しただけでなく、観光客も増加するなど早くも経済効果が現れており、1日でも早い全通が望まれます。