京都新聞(8月7日付)より
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口丹波のアクセス向上を 3促進協が合同総会
口丹波2市1町でつくる「山陰本線京都中部複線化促進協議会」「京都縦貫自動車道(丹波-和知間)建設促進協議会」「北陸新幹線口丹波建設促進協議会」の合同理事総会が6日、京都府南丹市園部町の市国際交流会館で開かれた。首長や議員らが出席し、本年度事業計画を決めた。
JR山陰線の複線化では、京都-園部間の工事の完成時期が当初予定より1年遅れの2010年春になることが昨秋、発表された。協議会は、早期完成に向けた条件整備を図るとともに、園部以北の複線化実現を目指す要望、陳情を進める。
京都縦貫道に関しては、綾部安国寺(綾部市)-京丹波わち(京丹波町)間の開通(9月13日)後も、京丹波わち-丹波(同町)間の早期完成を要望。「切れ目のない線」の実現を目指す。
北陸新幹線については、敦賀以西ルートの早期公表を求めていく一方、各自治体の財政状況や住民意識の変化を踏まえ「協議会の在り方を検討していく」(協議会事務局の亀岡市)との見解を示した。
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北近畿地区からは少し外れますが、亀岡市を中心とする口丹波地区も北近畿と同様、インフラ整備が遅れており、企業誘致なども停滞気味です。
京都縦貫道や山陰本線複線化など、共通の課題も多いだけに、いかに連携し、インフラ整備の促進につなげられるか、今後の検討課題だと思います。