kiske3の絵日記

一コマ漫画、トホホな人の習性、

映画批評、恐怖夜話、あらゆる

告知をユルく描いて書いてます。

キスケの札幌日記 1

2006年12月18日 | ボスヒコの「旅の疲れからくる笑い」

ここ3日間はkiske3慰安旅行でした。札幌の大通公園前の後楽園ホテルに泊まり、
昼はバスで1時間の札幌国際スキー場、夜は札幌で食えるものは食っとけ!て
感じでご当地もんをたらふく食いました。私は北海道のスキー場は何回も行って
いるのであまり感想はございません。その辺はミワンコフにまかせます。しかし、
そんな私が言えるのは、スキー初心者、スノボ初心者はまずは北海道のスキー場
で滑ってください。絶対に好きになるでしょう。だって、転けても痛くないん
ですもの!今回、私の大ゴケ大賞はスキーの先生の指導を聞いて一列に並んでいる
学生達(通称ゼッケン)の目の前でゆっくり1回転半しました。カノリンヌらに
「おい!お前ら!ラストの1本だから気をつけて滑れよ!!」とエラそうに言った
直後、な~んにもない普通のなだらかな坂(初心者の学生達が立ってられるもの!)
でバランスを崩して転けました。まず、前のめりになって右腕を下敷きにして、
胸を強打。これが北海道のスキー場でなかったら、肋骨折ってます。そして、転けた
勢いとボードの重みで身体が反り返る。視界の左端にボードが見えるぐらいに
シャチホコ状態になった。これはカノリンヌが先に経験している。身体が柔らかい
人はなりがちな転け方ですね。ボード全体が見え始めたので、なんとか身体の向きを
変える。じゃないと腰折れちゃう。ところが、身体を上向きに変えた事により再び
変な形になる。ボードが雪面にバスッと軽く刺さったのである。よし!今だ!と
立ち上がろうとした時にボードが重力によって坂の方へ傾き出した。私はゼッケン
の連中の前で上半身は上向き、下半身はうつ伏せと言う、オーメン的な状態になり
ました。ゆっくりと上半身をうつ伏せにしたものの、胸を強打したため息が出来ずに
しばらく寝てました。ま、ゼッケン諸君が喜んで頂ければいいかなと思い、振り
返って見たが、だ~れも笑ってくれてない。う~~~ん、コケ損か~。コケて笑って
くれなかった事に損と考えるのは関西人だけなのかな~とか考えながら、全速力で
カノリンヌらを追いかけました。帰りのバスでこの話をカノリンヌにした所、彼女に
こう言われました。「それは初心者達に悪夢を見せましたね。だって、見た目も
絶対に滑れる格好で、ゆっくりであろうが、身体がめちゃくちゃな状態になるぐらい
に転けて、気絶か!?と思われるぐらいに倒れているんですよ。その後、全速力で
滑るのを見て、「嗚呼、あんなに滑れる人でもあんな凄い転け方するんだ…」って
思ったんじゃないでしょうか?」…な、なるほど。スマン、ゼッケン諸君。私の完全
な不注意です。気にしないでね。もう遅いな。でも、彼らが食堂で「見た!?アイツ
身体がぐにゃぐにゃになってたよな!」「普通死んでるって!」「死んでるよな!」
「死んでたんじゃねーの!?」「え!?もともと!?」「もう!超ウケるんだけど!」
と騒いでくれたら本望です。という事で、こんなに転けても大丈夫だよ!北海道!!