あれから冬眠レベルで寝てました。起きた頃には、皆さんのパッド写真が次から次へとアップされていて、他人事のように「スゴいねー」と眺めてました。その上、今回の感謝の挨拶日記よりもゾンビキティを先にアップしてしまう程、ぼーっとしています。
そんなダメダメ主催ですが、嬉しいのは、この京都P.A.D.の感想。流行ってんのか、示し合わしたのか「P.A.D.最強」と言うプロレス的 ワードを良く見かけました。最高ではなく最強。勝ち負けなんて頭に無く、好きな事しかしていない独断イベントなのに最強。さすが、総合芸術闘技場の P.A.D.。
おそらく、限られた時間の中、あらゆるフォローをするスタッフが場を守り、溢れ出る創作意欲を孕んだ出演者の協調性と闘志が合わさって、花火の如 く連続で打ち上げる素晴らしいライブのパワーの事だと思われます。良い結果は自信に繋がり、力となる。この圧倒的に楽しい時間を作り上げたパワーが、最強 と言う言葉を自然に選んでしまうのでしょう。
主催イベントをベタ褒めしてるっぽいですが、キャスティングと進行には、それなりのキャリアなもんでそれなりの自信はあります。自信無いイベント には良い人は来てくれませんからね。しかし、やはり出演者各自の揺るぎない人気と実力、御客様のワクワク感あってからこそです。いや、マジで。ホント、今 までのP.A.D.に出演して頂いた皆様に海より深く感謝します。ちなみに、全て黒字となりましたが、分けた所でアレなんで、そこからフライヤー印刷代な どの必要経費を抜いて、ハコ側の清算後、残っていた出演メンバー達の軽い打ち上げ費用にアテました。こんな所で報告すんなよって感じですが、不透明ではあ りませんので、またよろしくお願いします。
時間があれば、各日の感想を書きたいと思っていますが、全体通して個人的に大変だったものの楽しかった事は、怒濤のライブペインティングよりも、 ガナるMCで進行した事です。リハ中に内容を考えての突貫MCでしたが、これが磔磔の雰囲気に合ったと思います。ケルトナイトだけは臨機応変に、詩人の猫 道氏にMC全てを委ねたのも大成功。彼に当日に会っていきなり頼んだのにも関わらず、快く(見えた)引き受けてくれた器に感謝。
ステージ転換時の音楽に、ダンスナイトには踊れる音楽を、プログレナイトには激しい音楽を編集した音源を流した事も好評。何よりも、ケルトナイトの転換に「川の音」や「鳥の鳴き声」などを編集した「自然界の音」が、キャンプ地のように楽しい雰囲気を作りました。
京都P.A.D.はまだ終わっていません。最終回の京都P.A.D.5は、10月24日(金)にUrBANGUILDで開催します。次回は、海外 からのゲストを招き、前衛と即興メインとなります。その前に1年通して1番規模がデカいP.A.D.「門真P.A.D.4@門真ルミエールホール(複合 ホール全館貸し切り)」が10月13日(月)にあります。今回は、アーティストが作るアートイベントを目指しました。要するに投げっ放しって事ですが、参 加アーティストの楽しい底力が観れると思います。どちらのP.A.D.も再来月。是非、観にきてくださいね。