今日の大阪は晴天なり。大阪も梅雨入りしたものの、雨が降りそうで降らない降水確率40%がしばらく続く曇天の空。街中では早速、至る所で新チャリ規制で引っかかってる人を見かけます。苦笑の警官に「んなもん知らんわ!」と言う捕まったおっさんの声が聞こえてきます。そんなほのぼのした光景を反対車線で見ていると、チャリの前後に子供を乗せたおばはんが爆走でこちらに向かってきました。通り過ぎる瞬間、子供に言ったのか「はよ逃げなな!」と言って、走り去って行きました。はよ逃げななじゃねーよ。したたかと言うか、図々しいと言うか。
昨日は顔と手が痛いほど寒い川原でのランニング。
途中、ウォーキングに変えてからしばらくすると、黒帽子を被ったロンゲヒゲモジャでダーティースタイルのおっさん(推定50~60歳、ホームレス、普段の 菩須彦と見た目はほぼ同じ)にすれ違いざま、「コロスゾ!」と気さくに声をかけてくれました。うれしいねえ。私も愛想良く「はい?」と返しました。まさか、返答されるとは思っていなかったのか、更に凄みをきかせて「ほんまにコロスゾ!」と、こちらへにじり寄ろうとしました。ありがたいじゃないですか、この世知辛い世の中でのナイスコミュニケーションが。丁重なひと睨みで足を止めさせてから、お別れさせて頂きました。
おそらく、自分のドッペ ルゲンガーと間違ったのでしょう。おっさん、今冬も生き延びてね。
先ほど、コンビニでビールや炭酸水などの飲料水、柿の種、タマゴ、そうめん、めんつゆなどを大量に買いました。
眉毛を綺麗に細く剃っているバイトのにーちゃんがレジを打っている時、やる気のない声で「袋はひとつで良いですか?」と訊いてきました。
殆どが水分のこの買い物、重さは平気だが、一つにされたら、指にレジ袋(関西の言い方ではナイロン袋)が食い込んで痛い。
「重いんで。二つに分けてください」と返答したら、タマゴ六個入りパックとそれ以外全部に分けられました。
「…あの、二つに分けてってこういう事では無いわけ」と言うと、ええ!?コレって、二つじゃないのか!?みたいな感じで、大小の二つの白い袋を無言で交互に見倒すにーちゃん。
私は「あ、もう良いです」とさっさと帰りました。ってか、どんだけタマゴ大事やねん。
場内満員だったので、場内を出て、少し外れた所にあぐらをかきました。だらっと吞んでいたら風上5mくらいの場所に、巨漢の若い男がどさっと座ったのです。
スマホ片手にビールを吞んでいるヲタっぽいその男から流れてくる煙草の煙はウザかったが、まあそれは良しとしよう。少し強い風が吹いた時、その男の側から、ハガキサイズのベルギービールウィークエンドの説明フライヤー数枚、こちらに飛ばされてきました。男は「あっ」と言う顔をして、こちらをちらっと見たものの、何も無かったの如く、すぐにスマホに目を戻しました。おいおい、それは良しとされないよ。
そこ周辺はゴミひとつ落ちてないコンクリート広場。私の周囲だけに散らばった紙くず。なぜ、こういうミラクルが良く起きるのだろうか。周囲からは非常識な酔っぱらいか、路上に住んでいるメンズに見えるに違いない。
私はこの状況をしばらくそのままにしておいたが、男はびびっている様子でも気にしている様子でもなかった。で、そのフライヤーを全部拾ってあげて、彼に丁寧に返してあげました。
「はい、君のフライヤーだよ」
「…あ……どうも…」
で、3秒程、じーーーーっと見つめて上げました。
数日前、あるハコのある席に私と友人達が座っていた所、お金持ちっぽいおじさま方がこちらに向かってきました。どうも、私が座っているテーブル席に知り合いがいるらしく、私と友人達は「どうぞ」と好意で席を譲りました。目が合っているのにも関わらず、礼も軽い会釈もなく、私がいた席にどかっと座るお金持ちっぽいおじさま方。で、そんな男性に限って、態度がでかく声がうるさい。ま、いいや。と、その帰り道。狭い道を通っていた所、向こうから3人平行で歩く 歩きタバコの女性達。一列になる気配ゼロなので、足を止めて道をゆずりました。私側の女性のヒジがドンと当たったのにも関わらず、謝罪も軽い会釈もなく、 どーでも良い話で大笑いして過ぎ去っていく女性達。で、そんな女性に限って、顔がでかくて顔がうるさい。
その日はそんなのばかりでした。 私が熊みたいによっぽどアレだったのかもしれませんが、善意を流される事など日常茶飯事の想定内ですが、こうも連続で体験すると、残念な世の中だなと。
感謝を言わない、足らない、感じない人っていますよね。「言わない」人は言えないとも言えるので、感謝は感じていたとしても言ってない。「足らない」人は、親切される事など当然だと思ってい る甘えやわがままが少しある人に多い。「感じない」人は天然だったり、性格悪かったりと色々。この少しづつ違う三つは、相手に感謝の気持ちを伝えていない ので、結局は感謝を「言わない」と言う同類。
謝罪も詫びも同じ。不始末をしたのにも関わらず、「あの人は怒ってなさそうなんで、もう謝らないで良いだろう」「あの人と会う機会はもう無いので、謝るタイミングがない」「あの人は怒っていて怖いので、謝るのが怖い」などと言って、結局、謝らないと言うトホホな人がたまにいます。都合良すぎてどっちが被害者だかわかりません。
軽くにっこり「ありがとう」、深くさっぱり「ごめんなさい」なんて、理解出来ない、要らないと思う人は、人前には出て来ないで欲しいもんですが、んな事をこうやって書く方が少数派。う~む。
23日の『B*A*R*T』での出来事です。
音響係が出来ないほどの満員で中にほとんど入れなかったが為、ウニポンの店外の入り口付近にドアマンの如く私は立っていました。
小汚い初老のおっさんが、外でライブペインティングしているDaFのDADAに楽しい感じで話しかけている。
「へー、にいちゃん、上手いこと描きよんなー、ほー」
DADAは当然、礼を言い、再び描きだす。ギャラリーが居たとしても、彼は必死で描いているので見向きは出来ません。
「これ、何で描いてんの? あーそう、そう……にいちゃん、買いたいんやけど」
DADAは当然「え? ありがとうございます!」と社交辞令と会釈をし、再び描きだした。おっさんは「にいちゃん、なんぼくらいかなー」と更にDADAに近づく。DADAは下の方を描く為にしゃがんだ。
おっさんはライブペインティングを観ていたもう一人の男性(出演者、占い師)に「このにいちゃん、絵上手いよなー、どう思う?」と話しかけつつ、DADAのそばに近づき、不自然な形でしゃがんだ。
私はこうなる時点の前からその男性に「中でもうすぐライブするから入って見たら?」と三回ほど言っていたのですが、男性はそれを聞かずにおっさんの問いかけに答えていました。現状を理解できない者を何も知らせずに排除するのは難しい。私は被害を少なくする為に男性にハッキリと「アナタはいますぐ中に入ってください」と無理矢理に中に入れました。そして、私はおっさんに地獄の底を這いずるような声で言いました。
「お前がその男の右ポケットから財布をスッた時点でボコボコにしてやるから早くスれカス」
おっさんは「ち!」と言って、走り去っていきました。要するに、スリのおっさんはカモ以外の第三者との話を盛り上げて雑多な空間を作り、スるのを見られないようにしゃがんで角度を調整していたのです。
おっさんが逃げた後、DADAに事情を話したら、当然ビックリしていました。そんな状況も分からずに絵に集中していたDADAは「なんか、ボス、すっげー機嫌が悪いから、音楽聴いとこーっと」と思っていたらしいです。
そして、もう一つの真実を。
おっさんの「にいちゃん買うわ」は、作品を買いたいのではなく、お前の身体を買うと言う意味だと言う事を。DADAは後ろにいたおっさんの目線、視線は分かりません。おっさんはDADAの身体を舐めまわすように視姦した後、ケツに注目し、後ろポケットに財布を見つけたのでした。
いやー、みんな生きてるなー。
いやー、最近ね、なぜか偶然的にアレを見かける。おっさんがタンを吐く時と立ちションしている時にスんゴい確率で会うんです。見ちゃうじゃなく、目の前に現れる感じです。「それはね、偶然ではなくて、全てが必然なんだよ」と言っちゃう人にワケを訊きたいくらいですが、ここから汚い話になるんで、読むか読まないかは2択してくださいね。
ある日、私はウォーキングしながらペットボトルの水を飲んでたわけですよ。歩く方向のバス停に小太りのおっさんが1人待ってたんですけどね、そのおっさん、タンを絡ませて、「かーー~~~っぺっ!!」って勢い良く、定番のアレをしたわけです。おっさんに目を向けた一瞬が「っぺっ!!」の瞬間です。「かーー~~~っ」の音を耳に入った瞬間に発信源を無意識に探ってしまい、どうしてもそちらへ目線を向かしてしまうのが脳の構造。で、その「っぺっ!!」の瞬間に、私は水をゴクリと飲んでいるわけ。シンクロ度120%です。勿論、おっさんにはタン転送能力など無いので、その「っぺっ!!」が私の喉元を過ぎる事はありません。が、しかし、が、しかし、が、しかし、なんだか嫌な気持ちは否めない。なぜ、水を飲む寸前におっさんを見たんだ、ワシは!と嘆きます。「かーー~~~っ」さえ聞こえなければ…「かーー~~~っ」さえ聞こえなければ!! よ~~し、これからは用心しよう…と心に決めたんですが、その日、3人のおっさんから転送されました。
立ちションは違法なんで、菩須彦さんは容赦しません。ま、せっかくだから注意するなどあこぎな事などせずに遊ばさせて頂いてます。忍者の如く、ニンニンと忍び寄って、おっさんの真後ろで思いっきり「パン!!」と手を叩きます。もしくは「どうですか?釣れますか?」と釣り人に声をかけるように訊きます。大体、手を叩いた時は、変な声を出してビックリされています。振り返っても無表情のヒゲの大男が去って行くだけなので怒る方などいません。「どうですか?釣れますか?」の方は、変な声で焦っておられます。勿論、これも怒る方はいません。どちらも尿意と排尿行為が一時停止か一気に排尿されるとは思いますが、知ったこっちゃありません。スボンにでもひっかけて帰れば良い。
とまあ、嫌な偶然ってのは当たり前で嫌なもんですな。チャリ乗ってる時、たらたら走っている前方のチャリを抜かそうとしたら、対向するチャリとちょーど3台並んですれ違う確率の偶然。あれと同じで、くだらない偶然ってのはもう。。。
毎月開催しているアートバー『B*A*R*T』。セッティング前に商店街にあるコンビニに七輪で焼く具材と軽食を買いに行きました。コンビニの横の路地の壁際に座って、おにぎりなど頬張っていたら、何か嫌な視線を感じました。
ふと見上げると左手3mくらい離れた所に、いかにもって感じのおっさんがこちらを見ていました。油分まみれの七三 の黒髪に銀縁眼鏡、首もとが伸びたTシャツをハイウエストのジーンズにインしているおっさんが戦利品を持って、ニヤニヤしてこちらを見ています。何やら訴えたい表情が取れます。私の後方周囲には何もありません。
ん? このおっさんには私には見えない何かが見えているのか? もしくは、このおっさん自体がこの世に存在せず、私だけしか見えていないのかもしれない…と頭を過りました。「あー、なんだかスッキリしたいなー」と一刺し二刺しする通り魔的な奴だったら一番厄介。
スッと立ち去る事は出来たものの、関西での「メンチを切る」、関東での「ガンをつける」と瞬時に判断してしまい、気付いた時には丁寧に問いかけていました。
菩「なに見てんですか?」
ヲ「……ねこ」
菩「…はあ?」
ヲ「ねこ」
菩「ねこ?」
ヲ「ねこ」
その時、私の足下で「ニャー」とかすかに聞こえました。白主体で黒ブチの可愛くて小さな子猫が私の足下にちょこんと座って、おにぎりのおこぼれを待っていました。
で、おっさんの「ね? かわいっしょ? ね?ね? ぐふ!ぐふふ!」的ニヤニヤスマイルが激しくなったので、こちらから退散。
おっさん→ボスヒコ→子猫の一直線方向ではあるが、1人の人間の存在を無きものにして、猫を見るなよ。ってか、ラインキメずにズレろよ。と思いなが ら、おにぎりを子猫にあげて、バートにセッティングに向かいました。このおっさんには苦笑のみで怒る気もしないが、周囲が見えていない人は多い。それにしても、見上げる子猫ってのは喰いたいくらい可愛い。そんなおっさんや子猫に会えるかもしれない『B*A*R*T』は今月9月22日(日)開催です。是非、遊びに 来て下さい。前フリなが。
★9月22日(日)19:00~24:00 /展示、ライブペインティング、DJ
『B*A*R*T』 大阪/ウーニーポンポンカウカウ (入場は1Dから)
☆『B*A*R*T』 http://mixi.jp/view_community.pl?id=5107625
規約 http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=5107625&id=74565464
☆Artevent[P.A.D.] http://mixi.jp/view_community.pl?id=4371242
〒530-0027 大阪府大阪市北区堂山町13番5号 TEL 06-6313-2644
ウーニーポンポンカウカウ http://mixi.jp/view_community.pl?id=1857842
《内容》
毎月恒例で好例のマッタリできるアートバーです。今回のアートスペース
展示はARTISTS of PUZZLE PROJECT vol.16 ノブコウエダ 個展
「HAUS-HISANOHAMA」です。ライブペインティングは、期待の大型
新人・さわいまさしです。BDJはDJ Deion★21が現在決定しています。そして、ほろ酔いMCが大好評の、
キタさんこと北浦ノリヲライブがあります。晴れていれば七輪しています。
《展示》
ARTISTS of PUZZLE PROJECT vol.16 ノブコウエダ 個展「HAUS-HISANOHAMA」
《ライブペインティング》
さわいまさし http://tsumutenkaku.com/topics/committee/masashi-sawai
《ライブ》北浦ノリヲ
《未定》《B.D.J.&パフォーマンスのタイムテーブル》
19:00 DJ カノリンヌ(アニソン)
19:30 DJ バイオレンスジャックボスヒコ(アニソン)
20:00 DJ Deion★21(アニソン)
20:30 DJ Deion★21(アニソン)
21:00 北浦ノリヲライブ
☆HM/HR 『PAINKILLER』http://mixi.jp/view_community.pl?id=4151687
☆70's 80's 90's VENUS http://mixi.jp/view_community.pl?id=4117544
21:30 DJ バイオレンスジャックボスヒコ( HM/HR )
22:00 DJ カノリンヌ( HM/HR )
22:30 DJ バイオレンスジャックボスヒコ( HM/HR )
23:30 DJ カノリンヌ(70,80年代邦楽洋楽)
00:00 DJ バイオレンスジャックボスヒコ(オールジャンル)
天気が良い日は気持ちが良いんで、自宅マンション近くの公園でぼーっと昼飯を食う時がある。
先日の事。かろうじて、浮浪者と間違えられない格好で、いつものように公園でぼーっと昼飯を食っていた。
少し離れたベンチでカップルが座った。カップルらしきと言うべきか、男性の方は女性を意識していたが、女性の方は「ただの職場関係」くらいの距離感を保っている。男性は俗にいう草食系。オシャレっちゃあオシャレだが、細肉中背で声が高い。男性が一方的に話しかけ、女性は軽く相づちを打ちつつ、さっさと弁当を広げた。弁当は女性の手作りだったのか、男性は弁当に向かって大きな声で言った。
「わぁー!これ、絶対に美味そーー!!」
……う~~む、マズい。弁当は美味そうなのかもしれないが、状況は不味いぞ、君。「おいしそうである」と言う仮定、予測に「絶対」と言う断定なんぞ付けたらアホに聞こえる。「絶対に美味いかもしれない」と同じ内容だぞ。まあ、今どきの子は変な口語だから気にしてはいないかもしれない。
と、私はどうでも良い事を考えつつ、食べ終えて席を立った。気のせいか、女性の方は男性に対する興味が激減したような気がしたが、おかまいなしに男性は話しかけていた。何でも無い昼下がり、遠くの方でカラスが鳴いていた。