
納豆とエビが苦手なんです。
納豆嫌いの九州人(関西以西のひと)はけっこういると思いますし、
苦手な原因の大部分が、あの独特なフレグランス(かぐわしい香気)にあることは、
容易に想像できますよね。
エビ嫌いはめずらしいみたいで、
「アレルギーなんですか?」とか、「カニは食べられるんですか?」なんて、
(僕からすれば)トンチンカンな質問をあびせられるんですが、
海老アレルギーでもないし、カニ(とくにワタリガニ)は大好物なんです。
ここで、エビ嫌いの言い訳。
会席料理や和食のお店、結婚披露宴などにいくと、
天ぷらやお寿司が必ずといっていいほどフィーチャーされていて、
必ずといっていいほどエビ天とエビのにぎり寿司がでてきます。
お隣の席のひとに、「エビきらいなんですけど、食べます?」、とすすめると、
ほぼ100%の確率でよろこばれます。
奇特なひとは、「じゃ、代わりにウニをあげます」なんて、アンビリーバブルなことをいってくれます。
これがネギ嫌いやグリーンピース嫌いだと、こうはいきませんよね。
つまり、「エビ嫌い」はひとによろこばれる「好き嫌い」なんです。
で、かっぱえびせん。
子どものころからエビ嫌いの僕でしたが、なぜか、
かっぱえびせんだけは「やめられない、とまらない」状態になってしまうんです。
今でも飲み屋さんなどでだされると、ついつい完食してしまいます。
偉大なスナック菓子というほかありませんよね。