SIDEWALK TALK

This website is brought to you by KIRIBAKO.NET

ユニオンジャックの旗の下

2015-01-23 10:14:59 | 国際・政治
Letterイスラム国(ISIL)による法人拘束問題。
ISILが設定した期限「72時間」が間もなくやってくる。
2億ドルという法外な身代金要求に屈するべきではないと思う反面、
同じ日本人として、彼らには無事に帰国してもらいたい。
二兎を追うことはできないのかな?


話が変わるようだけど、
マーガレット・サッチャーという政治家を僕はさほど好きじゃない。
けれど、フォークランド紛争の際に彼女が発した言葉には感銘を受けた。

ユニオンジャックの旗の下
祖国に救援を求める国民が1人でもいる限り
我が国政府は見捨てることは絶対にありません

明快だし、頼もしくもある。
当時、現地にいた英国人たちは、この言葉にどれだけ勇気づけられたことだろう。


今回のケース、自己責任論が取り沙汰されている。
彼らの軽率な行為に対して僕も咎めたい気持ちは相当程度あるんだけど、
かといって国家が自国民を救わなくていいという話にはならない。


愚かであれ、賢明であれ、
未来においてまちがいではなかったと思える選択をしてほしい。

エゴだよ、それは!

2015-01-14 12:49:44 | 国際・政治
Letterフランスの風刺週刊紙シャルリー・エブドの最新号、
性懲りもなく、ムハンマドを揶揄した表紙になるようだ。
最新号は、アラビア語とトルコ語版も作成して、
仏国内だけじゃなく、イスラム圏でも発行するらしい。


これがフランス人がいうところのエスプリだとしたら、
僕は了としない。
不快に感じるムスリムの人たちが少なくないことは明らかだ。
憎しみの連鎖は暴力しか生まないことは歴史が証明している。


むろん、表現の自由は守られなければならない。
だからといって節度を失っていい、ということじゃないと思う。
風刺や表現による攻撃は権力に対して行使されるべきで、
他民族や異教徒を虚仮にするために乱発されるべきじゃない。


テロによる報復は決して許されるものじゃないし、
この表紙は決して暴力には屈服しないというメッセージなんだろう。
けれど、こんな挑発的なことばかりやってたら、
憎しみの鎖を断ち切ることはできないよ。

素敵なことはまだ訪れちゃいない

2015-01-01 07:59:11 | 日記・エッセイ・コラム
Letter「初夢」の定義には諸説あるらしいけど、
元日の朝にみる夢をそれとすると、
今年は奇妙な初夢をみたことになる。
もう20年以上も会っていない
大学の先輩女子と同期女子が登場した。


僕はその先輩に借金(1万5千円)をしていて、
居酒屋さんの玄関先で待ち合わせをして、返済する。
それを同期女子3人に目撃される。


そんな夢だった。
なんの暗示かは皆目見当がつかないが、
懐かしい人たちに会えたのは、
夢とはいえ、うれしい気分になった。
ま、いい初夢だったと思いたい。


僕は、年越しそばもお雑煮も食べないし、
初詣にもろくにいかない。
正月らしいことはほとんどしないのだけど、
ここ数年、元日に必ずおこなうルーティンがある。


起き抜けに朝風呂に入って、
新しいシャツとトランクスを身にまとう。
何かの験を担いでるわけじゃない。
ただ何となく続けている。


もうひとつの習慣はブログを更新すること。
その年の自分自身のテーマというか、
行動規範みたいなものを備忘録代わりに書いている。


素敵なことはまだ訪れちゃいない


2015年はこれに決めた。
今年、年齢がついに大台に乗る。
そろそろ人生の着地点を考えなきゃいけない年齢なんだけど、
敢えて青臭いテーマにした。


世の中がどんどん世知辛くなってる。
でも、希望をもってポジティヴに過ごしていこうと思う。
今年もよろしくお願いします!