SIDEWALK TALK

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歌舞伎揚

2023-11-01 10:41:32 | 食・レシピ
Letter「歌舞伎揚」

ガキのころ(1970年代)から存在していた。
当時は駄菓子屋さんで、1個単位で売ってたと思う。
値段は覚えていないが、
5円以下だったんじゃないだろうか?

最近はスナック菓子としてパッケージされて、
スーパーやコンビニで売られている。
「変わらぬ美味しさ」と言いたいとこだが、
おそらく当時より美味しくなってる。
駄菓子屋バージョンより、材料や油がよくなってるはずだ。


ウチの事務員さんがこの歌舞伎揚が好きだというので、
僕は街でこれを目にすると買って会社に戻る。
おやつタイムに談笑しながら食す歌舞伎揚。
ある意味、弊社の業務に貢献してるんじゃないかな?

海の日に

2022-07-19 10:32:20 | 食・レシピ
Pajamas僕が住んでる街は、ずいぶん前から
名産である「鱧(ハモ)」をPRしてきた。
行政も民間も努力してきたのだけど、
残念ながら大きな効果はなかったと思う。


今は鱧よりも「からあげの聖地」として名が通っていて、
さほど努力もせずに全国区になった。
価格のこともあるだろうし、
なによりも取っつきやすいからだろう。


それはさておき、
昨夜、幼なじみと鱧を食べに出かけた。
彼女もあっけらかんとお酒が飲める女性で、
肩肘を張らずに会食することができる。


鱧のトップシーズンは中津祇園のころといわれている。
ひさしぶりの鱧はやはり絶品で、
彼女との楽しい会話も相まって、
日本酒がくいくいすすんだ。
いつものことながら、
最後の方はあんまりおぼえていないんだよね。

ふきのとうで苦み走った男になる

2021-02-21 12:45:22 | 食・レシピ
butterbur亡妻、2回目の命日。
お義母さんと義妹がお参りにきてくれた。
手みやげに、ふきのとうをいただいた。


ふきのとうは、雪解けを待たずに地表から顔をだす。
そう、春を告げる使者だ。
冬眠から目覚めたクマ(九州にはクマはいない)は、
最初にふきのとうを食べるといわれている。


ふきのとうといえば、
天ぷら、ばんけ味噌(味噌炒め)などが代表料理で、
いかにも「和」な感じだけど、
今回はちょっとイタリアンな
ジェノベーゼ風(ソース)にしてみた。


パスタに絡めれば、
イタリア人も「Mamma Mia!」と声を上げるだろう。
トーストにのせても、クラッカーにのせてカナッペにも。
そして、焼いた肉にもよく合う。
カルパッチョにトッピングしてもよく、
意外にも冷や奴にもマッチする。


当然ながら、ワインやビールにも合う。
どんなものでも酒の肴に変えてしまうミラクルソースだ。


この苦み走ったジェノベーゼ風ソースは、
苦み走っただけの男より使い途が多い。
役立たずの僕などと比べると、
遙かにスグレモノなのである。

野菜生活

2019-04-06 10:28:06 | 食・レシピ
aojiruオッサンのひとり暮らしだから、
野菜不足は否めない。
そんな僕を気づかってくれて、
知己の若女将が青汁をレコメンドしてくれた。


飯代わりにもなると思い、さっそくネットで注文。
毎日じゃないけど、朝な夕なに、
ミルクに混ぜて飲んでいる。


青汁が世間に認知されたきっかけは、
八名信夫さん出演のCM「まずい!もう一杯」じゃないかな?
「良薬口に苦し」を逆手にとった、いいコピーだと思う。


月日は流れて、今どきの青汁はおいしいと聞いていた。
で、届いた青汁を飲んでみると、
うん、確かに「まずく」はないが「おいしく」もない。


ま、野菜不足のオッサンにとって、
飲まないよりはマシだと思うから、しばらく続けてみるつもり。
ていうか、青汁について講釈を垂れる前に、
ちゃんと野菜摂れってことなんだよね(汗)

イモ天と平和

2018-08-23 09:44:25 | 食・レシピ
Letter結婚して20年以上経つんだけど、
嫁さんの実家は今でも僕を婿殿扱いしてくれる。
下にも置かない歓待ぶりは、枚挙に暇がない。


おばあちゃんがご存命のころ、
迂闊にも、サツマイモの天ぷらが好物だと、
口を滑らしたことがある。
すると(当然というべきか?)、次におじゃましたとき、
おばあちゃんは僕のためにイモ天をつくってくれていた。


好物といっても、イモ天は2~3枚食べれば充分。
そのとき、僕の前には大皿一杯にイモ天が盛られていた。
おばあちゃんのご厚意を無にするわけにもいかず、
僕はひたすらにイモ天を貪り食った。


8月23日は「天ぷらの日」らしい。
天ぷらバンドのフロントマンといえば、エビ天だろう。
僕はエビが苦手。嫁さんは大好物。
天ぷらがでると、僕と嫁はイモとエビをひっそりと交換する。
おばあちゃんのイモ天は、
今でもわが家の平和に寄与しているのである。

鶏だんご鍋

2018-06-14 10:23:19 | 食・レシピ
Coastline「男子厨房に入るべからず」

相当な時代錯誤だけど、僕はその体をとっている。
べつに女性(家事)蔑視じゃなく、
生来のものぐさというやつだ。


そんな僕だけど、
家での料理の担当がわずかながらある。

餃子を焼く
たこ焼きを焼く
ハンバーグを焼く
ローストビーフを焼く

焼いてばっかりだけど、
唯一、焼き以外の担当が鶏だんご鍋。


細かいレシピはそのときそのときで微妙に変わるんだけど、
欠かせないのが軟骨と生姜。
片栗粉は加えず、タマゴは白身も加えて、
あえてゆるめの鶏だんごを鍋にぶち込む。


ふわふわの鶏だんごとキンキンに冷えたビール。
夏でも鍋がわが家流なのである (〃゚σ¬゚)ジュルリン..

男子ごはん

2017-04-21 10:22:21 | 食・レシピ
Kitchen「男子厨房に入るべからず」

相当な時代錯誤だけど、僕はその体をとっている。
べつに女性(家事)蔑視じゃなく、
生来のものぐさというやつだ。


けど、料理ができないわけじゃない。
ガキのころからボーイスカウトで野外料理をやってたし、
今でも登山などで野営するときは当然自分でやる。


家でも、たこ焼きや餃子を焼いたり、ローストビーフをつくるのは、
なぜか僕の係となっている。
さらには鍋奉行も兼務して(させられて)いる。


嫁が不在のとき、時たま、思い立って料理をつくる。
大したものはつくれないから、
もっぱら焼きものや炒めものが多い。
ただ問題なのは、ふだんキッチンに入らないから、
調味料や食器類の位置がわからない。
それらを探すの方に時間を割かれてしまう。


そして、さらに悪いのは、つくりっぱなしで後片付けをしない。
嫁さんが上機嫌で外食から帰宅すると、
散らかり放題に散らかっているキッチンをみて茫然、
そして激怒する。
僕はといえば、男子ごはんを肴に一杯やって寝落ちしている。


わが家では、男子ごはんは家庭不和を引きおこす。
だから僕は、やはり「男子厨房に入るべからず」なのだ。

黄金比

2016-03-07 10:18:57 | 食・レシピ
Letter唐突だけど、亀田製菓の場合、
柿ピーの柿の種とピーナツの混合比率は「6;4」らしい。
試行錯誤の結果だろうから、異論を挟む気はない。
僕の場合、「2;1」あるいは「3;1」がいいと思ってる。
嫁さんも同じ見解らしく、彼女は「5;1」で充分だそうだ。


先日、家で映画をみながら、
柿ピーをおつまみにビールを飲んでたときのこと。
小皿に柿ピーを入れて、ポリポリ食べてた。


僕は、いわゆる「飢えてるタイプ」で、好きなものから手をつける。
反面、嫁は「意地汚いタイプ」で、好物をあとにとっておく。
当然のように、僕はまず柿の種に手をつける。
嫁は、柿の種を楽しむべく、ピーナツから食べはじめる。
結果、僕は柿の種だけを食べ、
嫁は永遠にピーナツを食べ続けるハメになった。


それに気づいたとき、些細な諍いになった。
いい大人が柿ピーごときで揉めるなんてまさに大人気ないが、
嫁にすればいい顔の面だったんだろう。
平和な休日が(大げさだけど)修羅場になりかけた。
結局、小皿を2枚準備し、それぞれ食べることに落ち着いた。
そして僕らは平和を取り戻し、冷えたビールをグラスに注いだ。

目白ルカン

2015-07-02 11:33:19 | 食・レシピ
Letterちょっと前、Facebookで遊んでたら、
長崎の友だちがとんかつについて投稿していた。
彼の地元に「ルカン」という名店があるらしい。
うろ覚えだが、画像に箸袋が写っていて、
「東京 目白 とんかつルカン」と印字されていた。


画像をみた刹那、戦慄が走った!
僕の出身大学は目白にあり、
当時「ルカン」というとんかつ屋さんがあった。
今は閉店したと風の便りに聞いてたけど、
あのルカンで修行された方が暖簾分けしてもらってるんだと
独り合点している。


ご多分に漏れず学生時代は常に金欠で、
昼飯は学食か構内の売店の弁当で済ませていた。
しかし時たま意を決して、外食することがあった。
その一番手がルカンだった。
とんかつ以外(ライス・味噌汁・キャベツ)がおかわり自由というのも、
若いカラダにはうれしかった。
ルカンは、僕らにとってのシャングリラだった。


5月末、福島で大学の同窓会的飲み会があり、
このことを僕は酒の肴に話した。
すると先輩後輩たちが、とたんに色めき立った。
いつか長崎のルカンにくりだそうと盛り上がった。


この同窓会は、毎年開催地を替えておこなわれている。
九州でも過去3回(大分・福岡・熊本)開催された。
来年は金沢、再来年は東京と決まってるんだけど、
長崎大会が、がぜん現実味を帯びてきた。
そうなれば、自然、幹事役は僕ということにならざるを得ない。
まだ3年以上先の話だけど、
いつか下見に訪れたいと切に願っている。

旅の支度

2015-03-02 09:30:01 | 食・レシピ
Letter先週末、ささやかな食事会があった。
この春、地元から各地へ旅立つスカウトたちとの食事会。
うん、楽しかった!


力不足は否めないんだけど、なんやかんやあって、
僕はボーイスカウトのベンチャー隊長を拝命している。
平たくいえば、高校生スカウトの担当。
高校生にもなってスカウト活動しようっていうヤツらだから、
ほとんど手がかからない。
だから、僕ごときでもなんとか務まるというわけだ。


集まってくれたスカウトは、男子1名、女の子3名の計4人。
大学や専門学校に進学する。
彼らそれぞれから進路や抱負を聞いてると、
前途洋々、明るい未来を祈らずにはいられない。


うれしかったのは、大学進学の男の子が、
将来地元に戻って祖父の仕事を継ぐとコミットメント。
そして、全員から夏休みの再会を提案されたこと。
金蔓だろうが、バカ隊長だろうが、かまやしない。
わずか数ヶ月後だけど、いろんな意味で大きく変わっていくと思う。
彼らの成長した姿が今から楽しみだ。