![鱧 Pajamas](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/e1/e4ef233e5d4685830126e3bf09ecc901.jpg)
名産である「鱧(ハモ)」をPRしてきた。
行政も民間も努力してきたのだけど、
残念ながら大きな効果はなかったと思う。
今は鱧よりも「からあげの聖地」として名が通っていて、
さほど努力もせずに全国区になった。
価格のこともあるだろうし、
なによりも取っつきやすいからだろう。
それはさておき、
昨夜、幼なじみと鱧を食べに出かけた。
彼女もあっけらかんとお酒が飲める女性で、
肩肘を張らずに会食することができる。
鱧のトップシーズンは中津祇園のころといわれている。
ひさしぶりの鱧はやはり絶品で、
彼女との楽しい会話も相まって、
日本酒がくいくいすすんだ。
いつものことながら、
最後の方はあんまりおぼえていないんだよね。
![butterbur butterbur](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/6d/0507e5c52ca0c10f93edc44649a5d0a0.jpg)
お義母さんと義妹がお参りにきてくれた。
手みやげに、ふきのとうをいただいた。
ふきのとうは、雪解けを待たずに地表から顔をだす。
そう、春を告げる使者だ。
冬眠から目覚めたクマ(九州にはクマはいない)は、
最初にふきのとうを食べるといわれている。
ふきのとうといえば、
天ぷら、ばんけ味噌(味噌炒め)などが代表料理で、
いかにも「和」な感じだけど、
今回はちょっとイタリアンな
ジェノベーゼ風(ソース)にしてみた。
パスタに絡めれば、
イタリア人も「Mamma Mia!」と声を上げるだろう。
トーストにのせても、クラッカーにのせてカナッペにも。
そして、焼いた肉にもよく合う。
カルパッチョにトッピングしてもよく、
意外にも冷や奴にもマッチする。
当然ながら、ワインやビールにも合う。
どんなものでも酒の肴に変えてしまうミラクルソースだ。
この苦み走ったジェノベーゼ風ソースは、
苦み走っただけの男より使い途が多い。
役立たずの僕などと比べると、
遙かにスグレモノなのである。
![青汁 aojiru](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/9a/723ffa5c8b0e1a51ec470e0fa92e32ab.jpg)
野菜不足は否めない。
そんな僕を気づかってくれて、
知己の若女将が青汁をレコメンドしてくれた。
飯代わりにもなると思い、さっそくネットで注文。
毎日じゃないけど、朝な夕なに、
ミルクに混ぜて飲んでいる。
青汁が世間に認知されたきっかけは、
八名信夫さん出演のCM「まずい!もう一杯」じゃないかな?
「良薬口に苦し」を逆手にとった、いいコピーだと思う。
月日は流れて、今どきの青汁はおいしいと聞いていた。
で、届いた青汁を飲んでみると、
うん、確かに「まずく」はないが「おいしく」もない。
ま、野菜不足のオッサンにとって、
飲まないよりはマシだと思うから、しばらく続けてみるつもり。
ていうか、青汁について講釈を垂れる前に、
ちゃんと野菜摂れってことなんだよね(汗)
![イモ天 Letter](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/6f/105e0cc3fc70f04ab935e691f086e04a.jpg)
嫁さんの実家は今でも僕を婿殿扱いしてくれる。
下にも置かない歓待ぶりは、枚挙に暇がない。
おばあちゃんがご存命のころ、
迂闊にも、サツマイモの天ぷらが好物だと、
口を滑らしたことがある。
すると(当然というべきか?)、次におじゃましたとき、
おばあちゃんは僕のためにイモ天をつくってくれていた。
好物といっても、イモ天は2~3枚食べれば充分。
そのとき、僕の前には大皿一杯にイモ天が盛られていた。
おばあちゃんのご厚意を無にするわけにもいかず、
僕はひたすらにイモ天を貪り食った。
8月23日は「天ぷらの日」らしい。
天ぷらバンドのフロントマンといえば、エビ天だろう。
僕はエビが苦手。嫁さんは大好物。
天ぷらがでると、僕と嫁はイモとエビをひっそりと交換する。
おばあちゃんのイモ天は、
今でもわが家の平和に寄与しているのである。
![Kitchen Kitchen](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/06/56fecb1824713542625647cc17f3b103.jpg)
相当な時代錯誤だけど、僕はその体をとっている。
べつに女性(家事)蔑視じゃなく、
生来のものぐさというやつだ。
けど、料理ができないわけじゃない。
ガキのころからボーイスカウトで野外料理をやってたし、
今でも登山などで野営するときは当然自分でやる。
家でも、たこ焼きや餃子を焼いたり、ローストビーフをつくるのは、
なぜか僕の係となっている。
さらには鍋奉行も兼務して(させられて)いる。
嫁が不在のとき、時たま、思い立って料理をつくる。
大したものはつくれないから、
もっぱら焼きものや炒めものが多い。
ただ問題なのは、ふだんキッチンに入らないから、
調味料や食器類の位置がわからない。
それらを探すの方に時間を割かれてしまう。
そして、さらに悪いのは、つくりっぱなしで後片付けをしない。
嫁さんが上機嫌で外食から帰宅すると、
散らかり放題に散らかっているキッチンをみて茫然、
そして激怒する。
僕はといえば、男子ごはんを肴に一杯やって寝落ちしている。
わが家では、男子ごはんは家庭不和を引きおこす。
だから僕は、やはり「男子厨房に入るべからず」なのだ。
![柿の種 Letter](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/14/87210ed37f042d1a1a7d369e13c442a0.jpg)
柿ピーの柿の種とピーナツの混合比率は「6;4」らしい。
試行錯誤の結果だろうから、異論を挟む気はない。
僕の場合、「2;1」あるいは「3;1」がいいと思ってる。
嫁さんも同じ見解らしく、彼女は「5;1」で充分だそうだ。
先日、家で映画をみながら、
柿ピーをおつまみにビールを飲んでたときのこと。
小皿に柿ピーを入れて、ポリポリ食べてた。
僕は、いわゆる「飢えてるタイプ」で、好きなものから手をつける。
反面、嫁は「意地汚いタイプ」で、好物をあとにとっておく。
当然のように、僕はまず柿の種に手をつける。
嫁は、柿の種を楽しむべく、ピーナツから食べはじめる。
結果、僕は柿の種だけを食べ、
嫁は永遠にピーナツを食べ続けるハメになった。
それに気づいたとき、些細な諍いになった。
いい大人が柿ピーごときで揉めるなんてまさに大人気ないが、
嫁にすればいい顔の面だったんだろう。
平和な休日が(大げさだけど)修羅場になりかけた。
結局、小皿を2枚準備し、それぞれ食べることに落ち着いた。
そして僕らは平和を取り戻し、冷えたビールをグラスに注いだ。
![とんかつ Letter](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/20/32bef80c3ebfae5534785b3a776c7213.jpg)
長崎の友だちがとんかつについて投稿していた。
彼の地元に「ルカン」という名店があるらしい。
うろ覚えだが、画像に箸袋が写っていて、
「東京 目白 とんかつルカン」と印字されていた。
画像をみた刹那、戦慄が走った!
僕の出身大学は目白にあり、
当時「ルカン」というとんかつ屋さんがあった。
今は閉店したと風の便りに聞いてたけど、
あのルカンで修行された方が暖簾分けしてもらってるんだと
独り合点している。
ご多分に漏れず学生時代は常に金欠で、
昼飯は学食か構内の売店の弁当で済ませていた。
しかし時たま意を決して、外食することがあった。
その一番手がルカンだった。
とんかつ以外(ライス・味噌汁・キャベツ)がおかわり自由というのも、
若いカラダにはうれしかった。
ルカンは、僕らにとってのシャングリラだった。
5月末、福島で大学の同窓会的飲み会があり、
このことを僕は酒の肴に話した。
すると先輩後輩たちが、とたんに色めき立った。
いつか長崎のルカンにくりだそうと盛り上がった。
この同窓会は、毎年開催地を替えておこなわれている。
九州でも過去3回(大分・福岡・熊本)開催された。
来年は金沢、再来年は東京と決まってるんだけど、
長崎大会が、がぜん現実味を帯びてきた。
そうなれば、自然、幹事役は僕ということにならざるを得ない。
まだ3年以上先の話だけど、
いつか下見に訪れたいと切に願っている。
![旅の支度 Letter](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/0c/25932d69a1913da6876ddca05e009e98.jpg)
この春、地元から各地へ旅立つスカウトたちとの食事会。
うん、楽しかった!
力不足は否めないんだけど、なんやかんやあって、
僕はボーイスカウトのベンチャー隊長を拝命している。
平たくいえば、高校生スカウトの担当。
高校生にもなってスカウト活動しようっていうヤツらだから、
ほとんど手がかからない。
だから、僕ごときでもなんとか務まるというわけだ。
集まってくれたスカウトは、男子1名、女の子3名の計4人。
大学や専門学校に進学する。
彼らそれぞれから進路や抱負を聞いてると、
前途洋々、明るい未来を祈らずにはいられない。
うれしかったのは、大学進学の男の子が、
将来地元に戻って祖父の仕事を継ぐとコミットメント。
そして、全員から夏休みの再会を提案されたこと。
金蔓だろうが、バカ隊長だろうが、かまやしない。
わずか数ヶ月後だけど、いろんな意味で大きく変わっていくと思う。
彼らの成長した姿が今から楽しみだ。