
英語の「croquette」からの転訛だといわれている。
さらにその英語「croquette」の語源をさかのぼると、フランス語の「croquer」で、
「砕く, つぶす」という意味にあわせて、
名詞としてつかうと「カリカリするもの」っていう語感があるそうだ。
要するに、ジャガイモをつぶしてつくるってことと、
油で揚げた食感がカリカリしてるってことから、
この名前がついたんだろう。
日本にコロッケがはいってきたのは存外ふるく、
明治の早い時期には食べられていた。
オランダ好きの僕としては、コロッケの語源は、英語の「croquette」じゃなく、
江戸時代をつうじて交流のあったオランダ(語)の「kroket」からきたって思いたい。
じっさいにオランダでは、コロッケの自動販売機があるほどポピュラーな食べものだ。
もしかしたら、すでに江戸時代に長崎の出島あたりで、
オランダ通事たちが食してたんじゃないかって想像もしたくなる。
こういった妄想は、贔屓の引き倒しだろうか…?
オランダ語はドイツ語によく似ていますね(厳密には「ドイツ語の方言の1つ」)。意外にもオランダ語が語源である日本語が多くて、ポン酢が「pons(柑橘系の果汁)」に由来するというのはビックリでした。
いつでも揚げたてのコロッケが24時間食べられるとなると…近所にあったら通います(笑)
そう!
「オランダ名物はコロッケ」って聞いていたので、5月下旬オランダ旅行に行く前に、これは絶対食べるぞ~!と思っていました。(コロッケ大好き!)
そして。アムステルダムで。
正しく、M's Factoryさんの写真にあるような自動販売機から買って食べました。
日本のコロッケとはちょっと違いましたが、意外といけましたよ。(多分レストランの方が美味しいのでしょうけれど。)
…銀座の資生堂パーラーは、「西洋料理」レストラン。
ここの名物の1つに「ミートクロケット」があって、私は長いことコロッケは、「西洋料理=フランス料理」、従って、フランス料理から来たものだと思っていました。
なのに。フランスに来てみると、「コロッケ」なんていう料理はないじゃありませんか!
なんで?と素朴に思っていたのでした。
ですから、M's Factoryさんのおっしゃるように、クロケットが実際に今でも名物であるオランダの起源説、私も断然賛成します。
学生時代に西宮にすんでいて、神戸の南京町にある神戸コロッケにあげたてのコロッケを食べに行くのが楽しみでした!!
自分で作るとなると手間がかかり大変ですが・・・
でも、だからこそおいしいんですよね♪
先日、北海道の知人がジャガイモを送ってくれたので、今夜はコロッケを作ります。
もちろん、土曜日くらいは・・・と主婦?
母親?の役目ということで、私が作ります(^^;)