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SIDEWALK TALK

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ゲゲゲの女房

2010-08-02 15:13:00 | アニメ・コミック・ゲーム
Gegege_no_nyobo僕の朝(出勤まで)のルーティン。
起床、Oha!4(おはよん)、ストレッチ、洗面、水遣り、朝食、
そして、NHK BS-hi で朝ドラを見てから、家を出る。
出勤といっても会社は目と鼻の先だから、
数分後にはデスクについている。


出勤前に朝ドラを見るようになって、もう何年になるだろう?
ドラマの内容が オモシロかろうが なかろうが、
ついつい見ちゃうんだよな。


いま放映されてるのは、「ゲゲゲの女房」。
タイトルからもわかるように、
漫画家 水木しげるの夫人が著した自伝のドラマ化。
プロットの秀逸さもさることながら、
昭和の時代を彷彿とさせる小道具へのこだわりも楽しい作品だ。


僕は、水木漫画について知るところが少ない。
ガキのころやってた、TV アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」をちょっこし知ってるくらいで、
原作の漫画は読んだことはない。


昭和40年代に生まれた僕にとって、「ガロ」という月刊誌は伝説的な存在だ。
ドラマでは「ゼタ」という設定になってるが、これが「ガロ」であることはいうまでもない。
「ガロ」をよく知らないだけに、余計に憧憬が深くなるのかな?
少し影のある気取った都会のお兄さんが読んでる漫画、という印象がある。


「ガロ(ゼタ)」の主催者 永井勝一を、村上弘明が好演している。
長井氏についても無知なので想像なんだけど、
おそらくドラマでの人物設定のように、自分の尺度で物事を見られる人だったんだろう。
でないと、「ガロ」なんていうよほどコマーシャリズムに合わない雑誌を刊行するはずがない。


ドラマでは、「ゲゲゲの鬼太郎」がそろそろ TV アニメ化される。
だから結局、白土三平の登場がなさそうなのが残念。
けど、いまのアシスタントに、つげ義春や池上遼一がいるんだろうか?
僕の想像では、長髪で髭を蓄えた寡黙な青年が池上遼一だと思うのだけど、
どうだろう?


数年前の深夜、「墓場鬼太郎」のアニメを偶然 BS で見たこともある。
僕の知ってる鬼太郎とちがっていて、興味深かった。
今度、オリジナルの水木漫画を読んでみたいと思うのだけど、
Amazon とかで取り扱ってるんだろうか?


必須科目

2010-02-15 14:51:00 | アニメ・コミック・ゲーム
よく若造から、
「mf さんって、ガンダム好きなんですね?」
などと、トンチンカンなことを言われる。

僕は確かにガンダム好きだが、ガンオタというほどのものじゃない。


昭和40年代生まれの僕ら世代にとって、
ガンダムをはじめ、仮面ライダースナック、人生ゲーム、ピンクレディー、
スーパーカー、アントニオ猪木、スターウォーズ、インベーダーゲーム
などは、程度の差こそあれ、必須科目(or 一般教養)の部類に属している。


当時、ガンダムの毒気に当てられずに思春期を過ごすには、
海外生活するか、引きこもりになるしかなかっただろう。


機動戦士ガンダムUC(1)  ユニコーンの日(上) (角川スニーカー文庫) 機動戦士ガンダムUC(1) ユニコーンの日(上)

 福井 晴敏
 価格:¥ 540(税込)
 発売日:2010-02-01


少しまえ、福井晴敏氏による小説、『ガンダム UC 』が刊行された。
ここ数年の(ジャリ向け)ガンダムものには興味はなかったけど、
UC は宇宙世紀シリーズの流れを汲んでるし、ファーストの世界観も踏襲しているから、
少し気になっていた。
が、未だ手にしてはいない。


ことしアニメ化され、ダウンロード型レンタルで PS3/PSP 向けに配信されているらしい。
オマケに、過去のガンダム作品も配信されてるようだ。
PS3 も PSP も持ってないんだけど、
必須科目を履修するためには、どちらか購入しなきゃいけないのかな?


ブーメラン答弁

2009-10-30 13:18:00 | アニメ・コミック・ゲーム
Boomerang国会の代表質問に対する鳩山首相や民主党のブーメラン答弁。
スゴい技だ!
シンプルなだけに、ダメージも大きい。


自民党の質問者は、躍起になって大技をだせばだすほど、自らを傷つることになる。
まるで未熟なアボリジニだ。
そして議場後方では、歴代総理が無機質な顔をしてがん首を並べている。
滑稽でもあるし、憐れな感じもする。


それにしてもブーメランとは、マスコミもよく名付けたものだ。


衆参両院におけるブーメラン答弁、僕的には、
柔道の内股すかし、
矢吹ジョーのクロスカウンター、
プロレスのフランケンシュタイナー
などを連想した。


究極は、北斗神拳奥義 二指真空把でしょうか?


あぶさん現役引退

2009-10-04 14:07:00 | アニメ・コミック・ゲーム
Abusan_2「あぶさん」こと景浦安武選手の引退記事が、
新聞に、それも社会面に載っていた。
あぶさんは -もちろん架空の人物だが- 僕が物心ついたころから現役だった。
ホークス一筋36年、もう62歳になるという。


僕があぶさんを知った当初は、
人気のないパリーグの弱小在阪球団(南海ホークス)の代打だった。
そんなあぶさんが好きだった。


球団が福岡に移転してからは、
ベテランで守備経験も少ないのにもかかわらずスタメンで出場したり、
40歳を超えてから3年連続三冠王を獲得したりした。
僕は、そんなスーパースターすぎるあぶさんには、正直 違和感を覚えた。


あぶさんのスゴさは、その背番号「90」が事実上の永久欠番になっていることだ。
球団の粋な計らいといっていい。
また、これだけの人気のある長寿作品なのに、映画化やアニメ化されていない。
漫画 -動画じゃなくて- じゃないと、あぶさんの雰囲気は表せないのかもしれない。


あぶさんは現役引退するが、連載は続くとのこと。
これもまた前代未聞のことじゃないかな。


拭えぬ過去

2009-08-15 21:45:00 | アニメ・コミック・ゲーム
Sleggar_law終戦記念日のきょう、NHK BS-hi で、
硫黄島の戦いについての特番が放送されていた。
平和ボケした国家で温々と育った僕に、
この番組についての感想を述べる資格はない。
戦争というのは、人間を兵士という名の一部品にして
理性や人間性を排除する装置なのか?
番組では日米軍双方の生存者とも、拭えぬ過去として
その重すぎる記憶を背負って生きていた。


子ども向けのアニメである「ガンダム」にさえ、特攻のシーンがある。
ソロモン攻略戦、スレッガー・ロウ中尉が、コア・ブースター(G ファイター)で、
「悲しいけど、これ戦争なのよね」
と言って、ドズル・ザビ中将のビグ・ザムへ突っ込むシーンだ。
富野由悠季監督が特攻シーンを安易に採用するはずはないから、
これには敵機を倒す以上の意味が込められているのとみるのが妥当だろう。


わが国の拭えぬ過去、「特攻」について考えてみる。

片道分の燃料と爆薬だけを装備して若き兵士を出撃させる。
この愚かで恐るべき作戦は、いったい誰の発案だったのか?
耳学問だから、以下のことは思い違いなどあるかもしれない。


海軍として最初の組織的な航空機特攻作戦は、大西瀧治郎海軍中将により提唱された
と、されている。
僕はこの説を採らない。
大西のフィリピン赴任前の時点ですでに「神風(しんぷう)特別攻撃隊」の各隊の名称が決まって
軍令部から現地に指示されていたことや、
大西自ら「特効は統帥の外道である」と発言していたことから察すると、
発案者は軍令部の参謀のだれかだったのではないだろうか?


今となっては、真実は闇の中である。
大西がいっさいを語らず、敗戦を見届けた8月16日に自決してしまったからだ。
大西は発案者じゃなくても発令者だったことにはまちがいがなく、その責任をとったと思われる。
その死は割腹自決だったのだが、
介錯人を敢えてつけず、彼が見送った614人の特攻隊員に詫びつつ、
数時間苦しみながら息を引き取ったという。


後生の僕が軽々しく特攻隊について語るのは気がひけるけど、
特攻兵も発令者も悲しみにあふれていたと思う。
当時の士官や兵士は、原理主義者でもナショナリストでもなく、ふつうの日本国民だった。
ただ、参謀本部や軍令部に悪魔が棲んでいた。


「終戦記念日じゃなくて、敗戦記念日っていうべきだ」
なんていう自虐趣味のひともいるけど、
呼び名などはどうでもよくて、要するに平和を祈る日にしなきゃいけない。


過去を拭えないなら、正面から向き合って教訓とすべきだと思う。


GUNDAM SUBMARINE

2009-08-14 16:21:00 | アニメ・コミック・ゲーム

Heirs_to_the_stars


お盆の潜水生活つづいてます。
俗に「宇宙世紀シリーズ」と呼ばれているガンダム劇場作品に潜っています。
きのう今日で、以下の4作品を鑑賞。

   ZGⅠ 星を継ぐ者
   ZGⅡ 恋人たち
   ZGⅢ 星の鼓動は愛
   逆襲のシャア


劇場版 Z は、富野監督の意向によって、エンディングが変更されている。
賛否両論あるだろうけど、僕は劇場版を支持する。
TV 版の精神崩壊という暗いラストは悲しすぎる。
あれほど戦死しまくったんだから、最後くらいはハッピーエンドじゃないと救われないよ。


このストーリー変更によって ZZ への繋がりに矛盾が生じるけど、
僕は ZZ をまったくといっていいほど見たことがないから、このことは気にならない。
ZZ を飛び抜かして「逆襲のシャア」を観ても何の違和感もないしね。


この中で僕が1番好きなシーンは、アムロとシャアがアウドムラで再会するシーン。
ファースト世代にとっては感動的でさえある。
あのとき、二人の胸にはどんな想いが去来してたんだろう?


ひさしぶりにガンダム熱が再燃した。
福井晴敏氏による小説「ガンダム UC 」を読んでみようと思う。


四十代の潜水生活

2009-08-10 15:28:00 | アニメ・コミック・ゲーム
Gundam3Now, I am an "Around 40 Submarine"
Enjoying the peaceful solitude

孤独を気取るのも愉快なアラフォー潜水艦。
さて、日曜日の潜水生活は…


ファーストガンダム劇場版をイッキに鑑賞。
といっても、フルに観たのは「GUNDAMⅠ」と「哀戦士編」のみ。
クライマックスといえる「めぐりあい宇宙編」は、
過去何度も観てるので、早送りしながらいいこと取りで。
お盆休みの潜水では、ゼータの3部作を観るぞ!


午後からは、ジャイアンツ戦を見ながら、地味に窓拭き。
メンドイけど、サッシを外して丁寧に。
けっこう疲れました。
ジャイアンツは激勝。
神様、亀様、亀井様!


そして、お風呂へ。
FM で、「あ、安部礼司」を聞きながら。
日曜の黄昏時、僕はこの番組を聞くのが習慣となってる。
そして風呂上がりには、もちろんビール。


こうして、四十代の潜水生活の日曜日は過ぎていきました。


涼宮ハルヒの憂鬱

2009-07-26 13:47:00 | アニメ・コミック・ゲーム
大ざっぱにいえば、僕の住んでる地域は九州北部にカテゴライズされる。
おとといの夜から九州北部一帯は豪雨に見舞われていて、
気象警報や交通規制が続発しているのみならず、死者・行方不明者までもでている。
非常事態といっていい。


幸い僕の住んでる街では、雨は断続的に降っているものの、
それほど深刻な事態に陥っていない。
敢えていえば、祇園祭に影響があるくらいだろう。


Suzumiyaharuhi話は変わるけど、
ひょんなことから『涼宮ハルヒの憂鬱』というアニメ作品を見た。
この作品のことは知らなかったが、
完成度の高さかいって、アニメファンの間では重要な位置にある作品なんだと思う。


アニメのことはよくわからないけど、
この『涼宮…』は、『ケロロ軍曹』同様、
日本アニメ -いわゆるジャパニメーション- のひとつの到達点といっていいんじゃないかな。
SF 、学園もの、戦争、スポーツ、恋愛、萌え系、探偵団、プチお色気、ギャグ、謎解き…etc
ヒット・アニメにおけるすべての要素を押さえてるにもかかわらず、ごった煮作品になっていない。


僕が気づいただけでも、
『ガンダム』『ヤマト』『リンダ リンダ リンダ』『タッチ』『コナン』『フルメタル・パニック!』
などのパロディを織り込み、ジャパニメーション史上の大作にオマージュを捧げている。


僕のお気に入りのキャラは、主人公になるのかな?キョンだ。
ストーリー進行役の語り手でもあり、ツッコミ役も兼ねている。
キョンの台詞は、この作品のキモなんだろう。
とにかく、冷静で常識的で白けた独り言が笑える。


数話しか見てないが、チャンスがあれば続きを見てみたい。
おそらく、そのチャンスは少ないだろうけど…。


UT

2009-04-21 21:15:28 | アニメ・コミック・ゲーム
Utユニクロは、この世界的大不況のさなか、過去最高益を叩きだしている。
規模は比ぶべきもないけど、
同じ商売人としてはジェラシーを感じちまう。
まっ、やっかみですね。


僕は、めったに買い物をしない。
ユニクロにも、ほとんど足を運んだことはない。
そんな僕が、ユニクロで T シャツを買った。
ガッチャマンがフィーチャーされたやつ。


僕は、ガッチャマンのド真ん中世代だ。
ガッチャマンのみならず、タツノコプロのアニメにはずいぶん世話になった。


欲をいえば、ベルクカッツェがプリントされたのがあったらもっとよかった。
「おのれ、ガッチャマン!」的な、ね。
あの当時のアニメには、ベルクカッツェとかあしゅら男爵とか、イカした適役がいたんだよな。


ガキのころ流行ってたガッチャマンの替え歌。
♪ 誰だ!誰だ!誰だぁー!俺のラーメン食ったヤツ ♪


ドモアリガット ミスターロボット

2009-02-27 09:29:22 | アニメ・コミック・ゲーム
Robot日本映画のオスカー ダブル受賞の熱が冷めない。
メディアでは連日、関係者へのインタビューが報道されている。
まっ、おめでたいことだから、はしゃいでもいいよな。


先日、このブログに、
村上春樹氏のエルサレム賞の受賞スピーチについての所感を書いた。
春樹氏のそれとはまったく趣を異にしているけど、
『つみきのいえ』の加藤久仁生監督のアカデミー賞での受賞スピーチも素晴らしかった。


以下は、うろ覚えだから、思い違いがあるかもしれない。

   So heavy.
   Thank you, my supporters.
   Thank you, all my staff.
   Thank you, my pencil.
   Thank you, my producer.
   Thank you, Academy.
   Thank you, animation.
   Thank you, my company, Robot.
   Domo arigato, Mr. Roboto.


加藤監督、スベっちゃったな。
自身の会社 Robot にかけて、
Styx のヒット曲「 Mr. Roboto 」の一節 -ドモアリガット ミスターロボット- を最後にもってきたんだけど、
オーディエンスには伝わらなかったみたい。


この曲、アメリカじゃ、思いの外、マイナーなのかな?
僕は、バカウケでしたけど。


オモシロいだけじゃない。
「ありがとう!僕の鉛筆」のフレーズは、ホントにセンスがある。
技術だけじゃなく、ウィットやユーモアもこの人は持ち合わせてる。
拍手!