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アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺の散歩で出会った動植物の写真を載せています。

ラブラドルレトリバーのアルちゃん(11才・♀・黄)が見た信州北国街道海野宿

2011-08-22 | ラブラドルレトリバー

ラブラドルレトリバーのアルちゃん、信州北国街道海野宿を散策。
撮影2011年08月19日
画像クリックで原寸


海野宿は寛永二年(1625)、北国街道の宿駅として開設。
北国街道は、中山道と北陸道を結ぶ街道で、
佐渡で採れた金の輸送や、北陸の諸大名が参勤交代で通った道。


海野宿は延長650m。享和年間には旅籠23軒、伝馬屋敷59軒あった。
今も道中央の用水路には清き水が流れ、
柳並木や街路灯が柔らかな趣を呈している。


昭和61年歴史的な家並みであるとして、「日本の道百選」に
昭和62年には「重要伝統的建造物群保存地区」の選定を受けた。


両側の格子戸の家並みは、宿場時代の建物と、
明治以降の建物がよく調和しながら時代を越えて残されている。


目にとまる卯建(うだつ)は、防火壁の役目。


  卯建の見える家並み


  本卯建は江戸時代のもの。
建物の両側の妻壁を屋根より一段高く上げる。
袖卯建は明治時代のもの。
一階の屋根の上に張り出して装飾的意匠を加えた。


  白袖卯建(明治時代・一階の屋根の上に張り出す)

 

 


  海野格子(二階格子は長短二本の組み合わせ模様)
二階を一階より張り出した出桁造り(江戸時代)


  気抜き(大屋根の上の小屋根)
室内の保温の焚火や煙の換気をする施設。
明治になり、宿場の町から養蚕の町に変わったため。


  小さな石仏さまと。


  白鳥神社
平安、鎌倉時代の豪族海野氏の氏神、のち海野宿の人々の産土神。
樹齢700年を越えるといわれるケヤキの大木が有名。

 


  文章


  目通り周囲7.3m(ニレ科ケヤキ属)


  鯨石の噴水

 


  媒地蔵尊(なかだちじぞうそん)縁結び地蔵

 


信州・東御市観光協会の  海野宿