ハンノキの木に雄花序がたくさんぶら下がった 2011-02-12 | 樹木 大堀川の草地に植樹されているハンノキ並木に、たくさんの雄花序がゆらゆらとぶら下がって目立つようになった。カバノキ科 ハンノキ属別名「ハリノキ」撮影2011年2月8日いずれも画像クリックで拡大します ↓ ハンノキは雌雄同株雄花序は長さ4~7センチで柄があり、枝先に2~5個垂れ下がる。雌花序は長さ3~4ミリで柄があり、雄花序の下方に1~5個つく。果穂は、昨年10月ころに実ったもの。 ↓ 離れて見ると、ハンノキの雄花序がゆらゆらぶら下がっているのが良く見える ↓ 樹形も美しいハンノキの木 メモ ・低湿地や湿原。地下水位の高いところに生える。・落葉高木。高さ10~20m。直径10~60cmになる。・ハンノキの仲間は雄花序も雌花序も冬芽は芽鱗に包まれず露出したまま冬を越す。・花は雌雄同株で、暖地では11月、寒いところでは4月、葉が展開する前に開花する。・雄花序は長さ4~7cmで柄があり、枝先に2~5個垂れ下がってつく。・雌花序は長さ3~4mmで柄があり、雄花序の下方に1~5個つく。・果実は堅果。果穂は長さ1.5cm~2cmの卵状楕円形で10月に成熟する。果鱗は長さ5~6mmの扇形。堅果は長さ3~4mm。頂部に花柱がのこる。翼はほとんどない。・植栽用途は公園樹。・用途は建築材や家具材に使用される。果穂はタンニンを含み、染料として利用される。参考文献 山渓ハンディ図鑑「樹に咲く花」