有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

更新が遅く現状では有りません。名前が間違ってる事も有るのでご承知おきを。

ササユリの咲く低山へ

2021年06月02日 | 山野草
ササユリが沢山見られる低山に行って来ました。
登り始めて直ぐにササユリが咲いています。

まだ咲き始めたばかりで数は少ないです。 

それにしても今年のは色が濃いですね、例年もっと色の薄いのが見られるのですが。

濡れたササユリも良いですね。 

一つがまだ蕾ですが三輪咲のササユリ。
以前は五輪咲きのも見られたのですが、何故か見られなくなってしまいました。

全体的に株数も減少してるような。 

ヤマユリと違い、花弁の内側に赤紫色の斑点が無いので清楚な感じです。 

蕾に着いた雫を撮ってみました、残念ながら景色は映り込まず。 

ツルアリドオシ(蔓蟻通し)が至る所で見られます。 

アカネ科アリドオシ属の蔓性落葉木で、北海道~九州の湿り気の有る日陰に分布。 

濡れた花は好きなのですが、濡れてると輪郭がはっきりしなくなるのが玉に瑕。 

タツナミソウ(立浪草)も咲いていました。 

ただ、これがタツナミソウなのかコバノタツナミ(小葉の立浪)なのか迷うところ。
図鑑にはコバの鋸歯は3~7対、タツナミは7~13対と有りました。
鋸歯の数はコバですが、花の下唇の耳の部分には斑紋が有りません。
コバは耳の部分にも斑紋が有るはずなのですけど個体差が有るようです。
更にコバは海岸に近い所に自生するようで、ここは海岸からかなり遠い場所。

シライトソウ(白糸草)もまだ頑張っていました。
上から見ると社会的距離が密に見えます。

横から見れば、密は回避されてるような。(^^) 

でも、中には横から見てもかなり密な花も。
自粛警察に取り締まられそうです。(^^;)

花序の長さはこんな感じ。 

次回もまたササユリが登場しますが、季節の物なのでご容赦を。
続く・・・。
コメント    この記事についてブログを書く
« キャンプ場と遊歩道の生き物 | トップ | ササユリを見ながら低山散策 »

コメントを投稿

山野草」カテゴリの最新記事