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有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

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乙女は灯台に、割れる鍋で踊り子

2025年04月12日 | 山野草
意味不明な題名ですね。(^^)
 順番に行きましょう、最初の乙女はオトメスミレ(乙女菫)です。 

可愛らしい名前ですが、タチツボスミレ(立坪菫)の花が白く距が紫の品種。 

柱頭はタチツボスミレと同じ棒状。


牧野富太郎博士が箱根の乙女峠で発見した事が名の由来、箱根には多いそうです。 

この一角にはオトメスミレがかなりの数咲いてます、その周りには普通のタチツボスミレも。

 何故この一角だけ花が白いのかは? 
コスミレに続き腹這いになって写真機を地面に置いての撮影です。 

乙女の次は灯台、ナツトウダイ(夏灯台)です。
少し前に咲き始めたばかりだったのに、あっと言う間に群生に。

トウダイグサ科トウダイグサ属の多年草で北海道~九州に分布。
赤い蟹の爪のようなのは腺体(蜜が出る所)。

開花途中の花のの腺体は黄緑色。
トウダイグサ科は種類がまだ見ぬ花ばかり、トウダイグサやタカトウダイを見てみたい。

テングチョウ(天狗蝶)が居ました、成虫で越冬するので現在あちこちで見られます。 

灯台の次の鍋が割れるはナベワリ(鍋割)。
ビャクブ科ナベワリ属の多年草で関東以西~九州に分布する日本固有種。
花は葉脇に単生し、下向きに咲き有毒植物と言う事も有り非常に撮り難い花。

有毒で、舐めると舌が割れるほど痛く「舐め割り」が「鍋割」に転じたのが名の由来。 

写真機を上に向けて花の下に入れ、画面を見ながらの撮影です。(地面から花まで約20cm)
画面の向きが自由に変えられない写真機では撮れないかも。

横から撮るのも大変、茎が柔らかく僅かな風でも揺れます。 

最後の踊子はそのままでオドリコソウ(踊子草)です。 

シソ科オドリコソウ属の多年草で北海道~九州に分布。
花が葉の下に段になって咲くのでこれまた撮るのに厄介な花。

なんとか葉と葉の間に写真機を入れて。 

花の長さは25~30mm、白~淡紅色となってますがこちらでは殆ど白です。 

横からも撮ってみましたがかなり難しい。
名前の由来は笠を被った踊り子に似ている事が名前の由来。

以前は初冬に草が刈られ、この時期はまだボサボサになる前にこの花が咲いてました。
ところが最近草が刈られず枯草が残ったまま、今まで生えてなかった木も生えて来ました。
この分だと徐々に埋もれて行きそうな気配、なんとか残って欲しいものです。

乙女と灯台に鍋と踊り子でした。(^^ゞ 
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