有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

更新が遅く現状では有りません。名前が間違ってる事も有るのでご承知おきを。

目的の花はまだ蕾追方が・・・

2024年05月22日 | 山野草
絶滅危惧種の花が咲く頃だろうと様子を見に行きました。
登山口に咲いてたユキノシタ(雪の下)。

少し前にも載せたので詳細は省略。
上の3枚の花弁に赤い班が有りますが、同科同属のハルユキノシタ(春雪の下)には有りません。
まだハルユキノシタを見た事が無いので見てみたいです。

ガマズミ(莢蒾)、沢山の花を付けます。 

レンブクソウ科ガマズミ属の落葉落葉低木で北海道南部~九州に分布、花の直径は5~8mm。 

葉は長さ3~13cm、幅2~11cmの広卵形。
葉の幅が狭いのがコバノガマズミ(小葉の莢蒾)で、葉は長さ4~9cmmの卵型~楕円状披針形。
ガマズミ(複合集散花序)に比べコバノガマズミは花数がかなり少ないです(集散花序)

花を上から撮れず複合集散花序を下から。 

カラタネオガタマ(唐種招霊)。
中国原産のモクレン科モクレン属の常緑低木で江戸時代に渡来したとされてます。

唐種とは中国種の意味、在来のオガタマノキ (招霊木)と区別する為に付けられた名前。
花の直径は2~4cm。

目的の花クサナギオゴケ(草薙尾苔)の全体像です。 

キョウチクトウ科カモメヅル属の多年草で関東~近畿・四国に分布する日本固有種。
折角行ったのにまだ蕾の方が多かったです。

茎が直立し上部はやや蔓状になり多くの花を付ける。 

画像の花の色は単黄緑色ですが、シロバナクサナギオゴケとされてます。
普通淡紫色でカモメヅル(鴎蔓)にそっくり、こちらで見られるのは何故か殆ど白花。
淡紫色の花の方が稀、もう少しすればこの場所でも僅かですが淡紫色の花が見られます。

花の直径は6~9mmと小さく、茎が蔓状なので僅かな風で揺れて撮り難い。 

環境省の絶滅危惧Ⅱ類(VU)、愛知では準絶滅危惧(NT)に指定されてます。 

コナスビ(小茄子)。
サクラソウ科オカトラノオ属の多年草で全国に分布、花の直径は5~7mm。

カラスアゲハ(烏揚羽)が居ました。 

アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科、前翅長45~80mm、北海道~九州に分布、蛹で越冬。 

コミスジ(小三筋)、ここのところ「他のイチモンジチョウにしてくれ(>_<)」と言う程見ます。 

と言いながらもつい撮ってしまうのですけど。(^^;) 

クサナギオゴケの淡紫色の花をもう一度見に行かなければならなくなりました。
休みと花期が合わない今日この頃です。(T_T)
でもそれも昨日まで、今日から年中休みになってしまいました。
仕事が少なく経費節減のため今月いっぱいで解雇されました。(;^ω^)
今日から月末まで残っていた有給です。
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