Kiraさん日記♪

自由人になりました。

自由人になろう その72

2020年08月29日 | 自由人
2020年5月の末。



有休消化に入る前の、最後の勤務日の翌日。

土曜日でした。



なんだか天気がすごく良くて。
ドライブに行きました。



そのドライブが、とても気持ち良かったし。

その翌日、日曜日の天気予報を調べてみると、
引き続き晴れの予報。





「ちょっと旅行でも行くか❢」



ホテル検索サイトで調べてみると。



「うん。まだめっちゃ安い。」



冷え切った観光業界を応援する気持ちも込めて。
自分へのちょっとした慰安旅行もかねて。

2泊3日、愛車で小旅行決定です。





1泊目は富良野へ。

2泊目には、マブダチのいる室蘭まで車を走らせて。

旨い飯もご馳走になって。
いろいろ話も出来たし。



とっても良い気分転換になったよ。





ドライブしている間。

少し、心持ちの変化が出てきました。





ここしばらく、ずーっと胸に中にあった、仕事から逃避したい気持ち。
これは、もうなくなった。

もう、あの会社に行く必要がなくなったからね。



そのせいか、

これからのことを、もっと冷静に考えられるようになった。





正直。



「俺、ちゃんとやっていけるだろうか?」



なんて気持ちも、ちょっと出てきたよ。





別に、後悔している訳じゃないのです。

あの会社にそのままいたら、先に心が壊れていたのは間違いないし。
会社を離れたのは必然だからね。



先に対して不安を感じるのは、
新しいことにチャレンジする際の、当たり前の感情だと思う。



ただ、

これだけは忘れないようにしようと思った。



不安を否定せず、そんな自分の気持ちも認めながら、
楽しむことを忘れずにいこう、と。



何よりも。

目先の収益、つまり、金のことに執着しすぎないようにしよう、とね。

そもそも、
最初から、そんなに稼げるとは思っていないし。





一歩ずつ、一歩ずつ。

出来ることを少しずつ増やしつつ、

楽しみながら、

「超」がつくくらいに、
緩やかな右肩上がりでいければ良いと思う。





自由人に、また近づきました。





by Kira
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自由人になろう その71

2020年08月22日 | 自由人
2020年5月29日。

5月の最後の平日です。





まだ、この時点では、
僕が提出した希望退職への応募に、正式な認定は出ておりません。



でも。

人事担当からは、既に内諾をもらってるし。
予定どおり、翌週から有休を消化することにしました。





なので。

この日が、事実上の最後の勤務日でした。





当面の業務についての引継ぎは、2日前に済ませたし。



あとは、残務を片付けて。

そして、
後任者が決まった時に行う、引継ぎの準備。

そんなことを、この日には手掛けようと思っていたのですが。





変な日です。



こんな日に限って、急な来客と打合せがあったり。

予定外の仕事が、ぽ~んと飛んできたり。





これまた、不思議なことに。

この日の仕事は、そんなに難しくなくて。
僕でも十分に理解できる内容でした。



ここしばらくの僕は、

難易度と緊急度の高い仕事からのプレッシャーにつぶされ、
本来なら理解できるはずのことも、理解できていなかったのかもしれない。

そこまで、メンタル面が追い込まれていたのだろう。





なんてことを思ったりして。





会社を離れる決断した結果、自分を取り戻すことができた。
だから自分は、間違っていなかった。

あらためて、そう思った。

そう確信した。





定時のチャイムが鳴り、
グループのマネージャーに挨拶した。



「しばらく長い休みをいただきます。
 ご面倒をおかけしますが、よろしくお願い。」



『あとは、ここの仕事のことは考えずに、
 自分のことを考えて頑張ってください。』



なんだか、優しく見送られた。



マネージャーからの難度の高いオーダーに、
僕はつぶされそうになっていたのにね。

なんでか、最後だけは優しかったな。



僕は単純でバカなので、

そんな些細なことで、人を許せてしまう。



まぁ、人をずっと嫌いでいるよりも、その方がいいよね。





帰宅し、夕暮れの西の空を見ながら。





「な~~~~~~んか、疲れたなぁ。」





やり切った充実感とかよりも、
ただただ、疲労感がどっと覆いかぶさってきました。





by Kira
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自由人になろう その70

2020年08月15日 | 自由人
2020年5月の最終週。



6月は、早期退職前に有給休暇の残を消化するので、
実働日はゼロです。



僕が退職した後には、
その翌日に後任者が配属されるよう、人事担当の方で動いてくれています。



つまり。

6月の1か月間、僕が休暇を取っている間は、
まだ後任者はいない訳です。



で。

当面、6月の間にしなければならない仕事や、
僕が途中まで手掛けた仕事は、誰かに引き継いでおく必要があります。





週の真ん中、水曜日。

グループ内で、僕の仕事の引継ぎを行いました。





正直なところ、

僕はこの2か月間、
業務の難度が高度すぎたことで、すっかり疲弊してしまいました。

そんな状況だったから、
ほとんど仕事が進んでいなかった訳で。



なので。



「これじゃ、呆れられるかな~。」

「怒られるかな~。」



なんて思いも抱えていましたが。



でも。
今更、取り繕ってもしょうがないし。

すべて、正直に伝えました。





実際に引継ぎを始めてみると、

僕からの引継ぎ内容に対しては、
いろいろと詳細を聞かれることはありましたが。

でも。
意地悪く、叱られるような場面もなく、穏便に進めていただきました。





僕自身、
胸の内のわだかまりというか、
つかえていたものが、すっと抜けました。





いろんな不安が解消されていくと。

不思議と、



「なんで俺、もうちょっと頑張れなかったんだろう。」

なんて思いがよぎりました。





でも。



自分でも、分かっています。



少し、気力が取り戻せてきたからこそ、
そういう心持ちになれるようになったんだ、ということ。

そして、そこにたどり着くためには、
この仕事から離れるという決意が、必須だったということ。



何よりも。

この決意をし、事を進めたからこそ、

心がはち切れそうだった時には気づけなかった、
周囲の気遣いや、温かみを理解できるようになったんだと思います。





【雨降って地固まる】、とは言いますが。



僕が苦労し、決意し、不安を吐露し、
起こした行動はすべて、次につながったと確信しています。



僕自身の人生に対してはもちろん、

僕の後任者にとっても、少しでも良い環境で働けるように、
いろんな見直しの契機になることを信じてました。





by Kira
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自由人になろう その69

2020年08月08日 | 自由人
2020年5月。



5月いっぱいは、
会社に出勤することになっていました。

6月には、残っている有給休暇を消化するため、
まるまる1か月間、お休みをもらうことで、了解を得ていました。





そんな5月の25日。

有休に入る前の、会社に行く最後の週の初日です。



元々、在宅勤務日となっていたのですが、
午後に、1時間だけ出勤しました。



週の初めの、グループ内ミーティングに参加して。

週のスケジュールを付け合わせ。



僕のこの週の仕事は、

1件、手掛けている案件を片づけたら、
あとは、引き継ぎだけです。



正直、

この職場が、嫌で嫌でしょうがない。
僕のメンタルは、限界でした。



それでも。



このグループには、

マネージャーとは違って、
僕のことを気にかけて、親切に接してくださった方もいるんです。



だから。

出来るだけ、立つ鳥跡を濁さず。



最後に。

力を「ふり絞る」って程でもないけど。



心を穏やかに、無心で。

とにかく、
「今週頑張れば、ここから逃れられるんだ」と、自分に言い聞かせて。

コンピュータのように、淡々と残務を片づけようと思いました。





by Kira
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自由人になろう その68

2020年08月01日 | 自由人
2020年の5月下旬。



まだ、新型コロナウイルスの関係で、非常事態宣言が続いていた頃。

段階的に、宣言が解除の地域も出てきましたが、
北海道はまだ当面、解除に至らないことが決定。

そんな頃の出来事。





すでに僕は、
早期退職への応募は済ませた訳ですが。



すぐに退職できるわけではありません。

まずは。
本社の承認が必要な訳です。





僕は、
支店のさらに出先、出張所勤務なのですが。



まずは、支店の人事担当に事前の説明。

その後、
札幌にある本店の人事担当課へ応募を済ませて。

札幌の本店から、支店の人事担当にも諸々の確認。

それを踏まえて。
本店から、東京にある本社に書類が届きます。

最終的に本社がOKして、
ようやっと、早期退職が認められるわけです。





なので。

正式に退職が決まるのは、もっと先なのです。





とはいえ。



僕は、
退職前に有給休暇も消化するし。

仕事も、どこかのタイミングで引き継がなければなりません。




支店の人事担当者に、どのタイミングで周りに公にしたらよいかを相談したところ、
出張所の所長に話を通してくれまして。



所長から、

『今日あたり、そろそろ、みんなに話してもいいかな?』





「お願いします。」





別室で、
所長と副所長、僕の所属するグループ4名のみで、お話しました。



最初、所長が口火を切ってくれたのですが、



「僕からお話してもいいですか?」



僕の口から、話させてもらいました。

何よりも、
皆さんへの感謝の気持ちを、しっかりと伝えることができたと思います。





ただ一つ。

僕が不快に感じたことがあります。





僕のグループのマネージャーは、その場で所長に、

『後任はどうなるんですか?』

と。



僕に対する言葉かけは一切何もなく、
とにかく働ける駒の数が欠けることの方が、よっぽど重要だったようです。

後任の話なんか、
僕が離席した後に、所長と二人で話せばいいのにね。

思いやりとか気づかいとか、人としての優しさが皆無だな。





さて。

何はともあれ。



この日以降、在宅勤務日とかもあるので、
まとも出勤できるのは、あと4日くらいです。





僕が有休取得中の業務について、引継ぎを終えたら、

僕がこの会社で勤める日は、終わりを迎えます。





by Kira
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