Kiraさん日記♪

自由人になりました。

自由人になろう その5

2019年02月23日 | 自由人
ピョンチャンオリンピック。

男子フィギュアスケートの羽生選手が、2大会連続の金メダルを取った日の翌日。



その日は日曜日。



僕は、上勇知へ車を走らせました。



なんだかんだと、常連のつもりではいましたが、
久々に行きました。



【あとりえ華】へ。





ハンドルを握りながら、

『あの店って、僕がいつかやりたいカフェの、理想像なんだよな』って。

あらためて、考えてました。





カフェに到着して。



「今日は、報告したいことがあるんだよ。」

僕は、さっそく店主の孝子さんに切り出しました。





ここ数日の出来事を、嘘偽りなく話して。

僕の決意や想いも、理解していただけたみたい。





不思議なことに。



僕以外に、誰もお客さんが来ない日。

こんなに孝子さんと、たくさんお話しをしたのは、初めてかもしれません。





僕は、



なんだか、人生の大きな決断をしたことで気分が高揚しているのか。

それとも、不安の裏返しなのか。



いつも以上に、喋りすぎなくらい、話していた気がします。





これから、僕が何をすべきと考えているか。

そして、何をしたいと思っているのか。



いろいろお話ししている中で、



自然と、僕の口からこの言葉が出ました。



「いつか、ここ【あとりえ華】みたいなカフェがやりたいんだ」





僕の正直な言葉に、

孝子さんは、とても嬉しい言葉を返してくれました。





『Kiraさんにだったら、喜んでお譲りしますよ』






僕の人生が、「縁(えん)」の力で、大きく動き出した瞬間でした。





by Kira
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自由人になろう その4

2019年02月16日 | 自由人
会社で、僕の思いの丈を話した翌日。

土曜日でした。





ピョンチャンオリンピックでは、
男子フィギュアスケートで、羽生選手が金メダル。



すごいね。



僕は、そんなにスポーツを見る方ではありませんが。
ウィンタースポーツは、割と好き。

そして。

努力が実を結ぶ瞬間を見るのは、本当に気持ちが良い。



努力や行動が、すべて成功に結びつくとは限らないが。

成功者はすべからく、努力し、行動を起こしていると実感しました。







この日、

稚内は吹雪でした。



あまり天気が良くなかったので、
それこそ、家に閉じこもってオリンピック三昧だったのです。



でも。
おかげで、僕も何か力をもらえました。



そこで。



明日、上勇知の「あとりえ華」に行って。

店主の孝子さんに、
僕が退職の意向を固めたことを、報告に行こうと決めました。





by Kira
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自由人になろう その3

2019年02月09日 | 自由人
僕が、

事実上の戦力外通告を受けた日。



すぐに僕が固めた決意は、その翌日まで全く揺るがなかった。





翌日。



朝一番、
前日には不在だった、僕の所属グループのトップであるマネージャーに、僕は言った。



「お話しがあるので、別室でお時間をいただけますか。」





別室では、

僕の思いの丈を、ちゃんと自分の言葉で、ちゃんと正直に。
何よりも謙虚に話したつもりだ。





僕が、マネージャーに何を話したかというと。





「直近の、

【早期退職】募集に応募することを決めた。」

ということ、です。





一度、デスクに戻ったあと。

少し時間が経過し。
今度は僕が、マネージャーから別室に呼ばれた。






すると。

今度は、マネージャーと、昨日僕に引導を渡した人事担当者が一緒に並んで座っていた。




向かいの席に座るよう、丁重に迎えられた。

僕は、なんだか変な気分だった。





この席では、
慰留された、とまではいかないが、



『退職の決意は固いのか?』

『転勤もなく、今の仕事のまま、現状維持であればどうか?』

『来年度の3月まで働いて、そこで退職するというのはいかがか?』



いろいろと、ご提案をいただいた。





でも、そんな話を聞きながら、僕の心の中では、



『こっちが〈辞める〉って言ったから、

 急に慌てて、慰留するような言葉が出てきたんだろうな~』




そう思っていた。

何よりも、もう、会社のことを信用していなかった。

正直、
『もう、後には退けないし』って気持ちもあったかもね。



何よりも、

決意を固めたことで、吹っ切れた気分だったから。
恨みつらみもなければ、会社への執着も未練もなくなっていた。





「僕は、退職することを決めたのであって。

 退職をほのめかして、
 何かを引き出すような駆け引きをするつもりは、全くないんです。」




僕の正直な気持ちを、はっきりと、そして笑顔で伝えた。





ここまで言った以上は、もう、まな板の上の鯉ですね。



不本意ながら転勤の命令を受けて、転勤先ですぐ早期退職するか。

影響が小さい閑職に追いやられてから、早期退職するか。





会社が、僕をどう扱うかは分からないけど。



まぁいいや。





いずれにせよ、

僕の人生のベクトルは、方向が固まっていた。





by Kira
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自由人になろう その2

2019年02月02日 | 自由人
会社の人事担当から、転勤のお話があった翌日。

また、同じ人事担当に別室に呼ばれて、話を聞いた。





転勤先の勤務地は、昨日の話と変わらないのだが。



でも。

今回は、こんなことを言われた。





『悪いが、行かせられる事務職のポストがないので、
 エンジニアのポストに行ってもらいたい。』



ちなみに僕は、
事務職で採用されて、これまで27年間、事務一筋です。





僕としては、

本意ではないが、



「特に転勤を断る理由はありません。」と答えた。



そして。

もちろん、

「積極的に行きたいとも思いません。」とも、一言添えた訳だが。





僕にはもう、ここ稚内には居場所がなくて。

そして、転勤先にも、「事務職」としての僕の需要がないことが分かった。





事実上の【戦力外通告】と理解した。





そしてその日。
話を終えて、別室を出た後。



僕は、

淡々と日々の業務をこなしながら。





既にある決意を固めていた。





by Kira
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