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花追い放浪記

登山や野草観察のブログです
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カワヂシャ 準絶滅危惧種

2025-05-01 | 花散策

先日、大柄なカワヂシャらしきものを見つけたのだが、開花前だった

草丈が高く、茎が太いのでホナガカワヂシャかもしれない

そろそろ花が咲いているかと、確認に出かけてみた

 

田園地帯ではウマノアシガタが群生していた

 

マツバウンランも咲き乱れている

サギゴケやカキドオシも大変多かったが撮影していない

 

用水路にイモカタバミ

 

ベニバナツメクサ

 

ノミノフスマ

オオヤマフスマはないのかしら?⇒山口県では最高ランクの絶滅危惧種であった

 

シロバナオオイヌノフグリ

コゴメイヌノフグリかと思ったが、花が大きいし、茎に長毛が全く見られない

 

ヤエカタバミ

カタバミが多く生えている中に、いくつかの八重が見られた

葉をよく見てみると大変毛深く、ケカタバミを彷彿とさせる

しかし、ここは海岸から遠く離れた内陸なのだ

 

通常のカタバミも撮影してみる

 

タケノコが出ていた

 

またまた見つけたエダウチタニギキョウのようなもの

湿潤な林縁に自生している

いくらタニギキョウの下部の茎が地を這うとは言え、こんなに長く匍匐し広がるものなのか?

 

さてさて、小さな沢で見つけたカワヂシャ

草丈45cm程もあり、茎は太くしっかりしている

ホナガカワヂシャかとも思ったが、花は3~4mmと小さく、花の筋模様もうっすらしている

 

葉にはもちろん、明確な鋸歯がみられ、オオカワヂシャと異なる

花はオオカワヂシャとは全然違うね

 

さて、これはカワヂシャかホナガカワヂシャか?

大柄だが、花穂が長く伸びておらず、花が3~4mmと小さい事からカワヂシャとしておきましょう

まぁ~ 花が咲き始めなので花穂が伸びていないのでは?とのご意見もあるでしょうがね(''◇'')ゞ

 

カワヂシャは、主に川岸で見られるオオバコ科クワガタソウの仲間

河川改修、偏向遷移、交雑等の要因で減少し、環境省の準絶滅危惧種に指定されている

 

長崎県北部で観察していたが、自分で発見したものではない

大分県でも探し回ったが、見つけられず

こちらでは、あっさり見つける事ができた

 

防府天満宮

 

毛利氏庭園

高速道路はがらがらでラッキー('ω')ノ