花追い放浪記

登山や野草観察のブログです
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ツメレンゲ キッコウハグマ 花散策

2023-11-09 | 花散策

昨日は、ちょっと早いかなと思いつつツメレンゲを見に行きました

 

秘境の海

 

アゼトウナがあちこちで咲き乱れている

九州では、西と東でホソバワダンとアゼトウナが住み分けしている

 

私が知る限り、一番早く開花するツメレンゲの自生地では・・・

なんと すでに花が終わりかけているではないか( ;∀;)

 

いかんいかん、すぐさま次の場所へ

ここでは、いい感じに咲いていた

今年は開花が早いのかな?

ツメレンゲは、環境省準絶滅危惧種のカテゴリーです

 

ノジギクの開花はまだほんの少しだけ

 

もう一つの目的は、ここに自生する希少植物の観察

しかし、見つからない((+_+))

 

昨年草刈で甚大な被害を受けたニッポウアザミは?

なんとか少しだけ復活していて胸をなでおろした

 

総苞片は開出し反返っている

総苞を触ってみると、少し粘っている事がわかるのだ

環境省絶滅危惧ⅠA類の希少な植物

 

今度登攀してみようと思っている岩場を下見

岩の基部の谷まで行ってみたが、登れそうな感じ

ブランクがあるので、ちょっとトレニンーグしてから挑戦してみよう

 

キッコウハグマの山へ行ってみると、植林が伐採されていて、ずいぶん山の雰囲気が変わっていた

 

コウヤボウキの花はもう終わりだね

 

岩場のヤマラッキョウは、もうすぐ開花しそう

 

岩場では艶のあるヌバタマがみられた

 

イナカギクやヤクシソウは今が盛りと咲き乱れていた

 

森の中へ

 

キッコウハグマは暗いところで花を咲かせている

暗いので絞りを開け、小さい花を接近して撮影すると、非常に被写界深度が浅くなり、蕊と花弁の両者にピントを合わせられない

深度合成して対応したのだが、処理は面倒くさいものがある

近ごろマクロ専用カメラを購入しようかと検討している

ボケが少ないマイクロフォーサーズ機で、深度合成ができるということで、OM-D E-M10 MarkIVなんかいいんじゃないかな

コンパクトなので、登山に携帯するのもそんなに苦痛ではないでしょう

あるいは、コンデジのTG-7なんかもマクロに強いのでいいかもね(#^.^#)

もう11月なのだが、比較的暖かくて、気持ちの良い散策だった(^^)/