花追い放浪記

登山や野草観察のブログです
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樫原湿原 サギソウ等観察

2018-08-15 | 登山
天山に登った後は、樫原湿原に向かったのですが、途中の道路が通行止め

土砂災害で復旧工事中のようなので、古湯の方まで遠回りして行きました

樫原湿原の駐車場は、湿地からちょっと離れていて、細い車道を歩いて向かいます

暑いなぁ~ とぼやきながら歩いていると、道路脇の林縁にツルリンドウが咲き始めていた


天山でもまだ見られなかったツルリンドウが咲いているとは、早いですね


こんな花が見られるのなら、車道歩きも悪くないね




道路から右手の湿地を見下ろすと、薄いピンクの花が沢山咲いている

どうやらコバギボウシの花のようだが、大変な数が咲いていて壮観

左手の湿地には、お目当てのサギソウが群れをなしているのが見える


さて、湿地の入口に到着すると、マナーの悪い人が

湿地に近い場所には、身障者用の駐車スペースが2つあるのですが、小学生ぐらいの子供と両親の家族が、何食わぬ顔でそこに駐車して湿地に向かって行きました

ちょっと気分が悪くなりましたが、気を取り直して湿地を見学


湿地の入口と道を挟んで反対側の木道脇にはサワギキョウが咲いていました


昔は、田んぼの雑草だったようですが、今の田んぼに生えているのを見た事がありません


ロベリンという毒を全草に含むそうで、小説の殺人事件にも登場しますが、実際の毒性は弱く、トリカブト毒に比べて数百分の一程度だそうです。







車道に近い場所の木道脇では、サギソウを間近で見る事ができた


24mmのレンズでは、花に近づいて撮影せざるを得ないので、ありがたい


本来、木道から撮影するのであれば、望遠マクロが必要であったが、忘れてきてしまったのです






小さなサギが舞っている!


コバギボウシは沢山咲いている


湿地に生える植物という印象はないのですが、ここでは大繁殖しているのです




気の早いユウスゲが開き始めていた


林縁にはママコナの花が咲いている




ツチアケビのソーセージ


どなたかのブログで、この時期ムカゴソウが見られたと書いてあったので期待していたのですが、私は見つける事ができませんでした

地元の草原に生えていると聞いて、探したのですが、どうにも見つけられなかったので、樫原湿原で是非と思ったのですが・・・

実は、今回の天山、樫原湿原の一番の目的はムカゴソウなのでした

さてさて、他にもいろいろな花が咲いてましたが、ムカゴソウ探しで忙しく撮影できていません

帰りは唐津伊万里道路を利用したのですが、高速を降りたら大渋滞
食堂で高カロリーの揚げ物をたらふく食し、満足して帰宅しました
(=゚ω゚)ノ