
本日は、良いお天気だったので、山や海で花散策
山のセンブリはようやく咲き始めた
小さな株ばかりです
ダルマギクの様子をうかがいに海へ行ってみる
なんか花付が非常に悪い
シマカンギクは、わずかに開花した花が見られる
ツワブキの花が海岸で咲き乱れていた
おやおや~
こんな小さなマルバシャリンバイに実がなっているぞ
現在、マルバシャリンバイはシャリンバイのシノニムとなっている
ホソバワダンの花も多く見られた
海岸を散策していると、イワレンゲらしきものを発見\(^o^)/
なんか葯の色が赤っぽいのだが、ここは本州なので、ゲンカイイワレンゲの分布域ではない
これはなに?
帰宅後、論文を調べてみると、標本をもとにスケッチされた雄蕊と花弁の形態図が掲載されていた
下図bはイワレンゲで、dはゲンカイイワレンゲ
論文には、ゲンカイイワレンゲの花弁は広長楕円形で、雄しべが常に花弁よりも長いと記されているが、これらの形と大きさは、変異が大きく明確に区別する事は困難との事
私が撮影した個体の花弁、雄蕊を比較してみたが、なんとも判断できないなぁ~
イワレンゲは、茎、葉、苞、萼が 淡い青緑色で、花弁の先端が丸い狭長楕円形、萼片は長楕円形、またはまれに広長楕円披針形、小苞は長楕円形、そして裂開前の葯が通常濃い黄色である点でゲンカイイワレンゲとわずかに異なり、ゲンカイイワレンゲの変種ともみなされている
イワレンゲの葯は通常黄色と記されているので、例外もありうると解釈し、葉が淡い青緑色および花弁の先端に丸みがあるという事をもって、今回観察した個体は、イワレンゲとして整理する事にした
11月16日追記
山口県のレッドリストには「イワレンゲの裂開直前の葯は黄色-汚淡紅色である」との記載があった
ついでに、干潟へ行ってみた
ハママツナの紅葉が見られた
フクドの花はもう終わり
環境省準絶滅危惧種
フクドやハマサジの1年目の根生葉が多く見られた
これらは、2年目に花を咲かせて、その後枯れてしまう
朝方は、雲が多い空模様だったが、午後になると、快晴のお天気となった
午後は、気温も上がり、11月とは思えない暖かさであった(=゚ω゚)ノ