花追い放浪記

登山や野草観察のブログです
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ヒメフタバラン 自生地再訪

2019-03-21 | 登山
2月末に咲き始めのヒメフタバランを見に行きましたが、あれから約一月経過し、もう終盤であろう花を再度見に行ってきました

山に登る前に、海岸のルリハコベの自生地へ


瑠璃色の美しい花が海岸を彩っていました














ハマダイコンも盛大に咲き誇っていた



山へ登ります


青空にアオモジの花


ヒメフタバランはもう終盤で、終わっている株も多かった

本日は90mmマクロレンズで撮影したのですが、被写界深度が非常に浅く、ご覧のように、花全体にピントを合わせる事ができません

花から突き出たクチバシのようなところにピントを合わせると、背後の身体のような部分がピンボケとなってしまう


そこで、クチバシと身体のそれぞれにピントをあわせた2枚の写真を深度合成し、花全体にピントが合った写真を得る事ができます


普通、三脚を用いて位置がずれないよう撮影しないとうまくいかない深度合成ですが、人間三脚と言われる私は、手持ちで撮影しています


どうですか~ 動かざること山のごとし 地蔵のように不動の姿勢で撮影し、手持ちでも寸分のズレもない撮影に成功


深度合成をしない画像はこのように、全体にピントは合いません


これは、クチバシにピント合ってませんね!


ヒメフタバランって、花の構造がよくわからないと思いませんか?


どれが、唇弁で側花弁はどれ? 側萼片は? わかりにくいですね


次はアマナの自生地へ


歩道を歩いていると、アスファルトの割れ目からど根性フデリンドウが!!


アマナの花はもう残り少ない


今日が最後のアマナ鑑賞になりそうです






ヒメウズの小さな花


アカフタチツボスミレ


アカフというにはちょっと弱いかもね




ミツバツチグリはいたるところで見かけますが、ツチグリの方は一度見つけて以来一度もお目にかかれません

ツチグリといってもキノコの方ではなく、絶滅危惧種の植物の方ですよ


面白い顔のカキドオシ




カジイチゴはまだ蕾


ナガバモミジイチゴは沢山花ひらいてた




藪こぎしていると、小さな岩場を見つけた


良く通る場所なのに、今まで気づかなかった岩場には、沢山のヤマラッキョウが見られた

ウンゼンマンネングサなども見られるので、他にも希少植物が潜んでいるのかもしれません


いよいよ本格的な春が訪れ、野草の花が賑やかな季節になりますね(^O^)/