花追い放浪記

登山や野草観察のブログです
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ようやくカギカズラ

2024-06-22 | 花散策

昨日は、思いのほか天気が良かったので、急遽出かける事にした

前回、2か所でカギカズラを確認したが、全く花をつけておらず、がっかりだったので、最後にもう1か所

三度目の正直じゃないが、ようやく花をつけた株を見る事ができた

 

ここにも複数の株が自生しているが、花をつけているのは一株だけ

 

まだまだ咲き始めで、これから本番といった感じ

 

ホウライカズラ

なんともうすでに、花は終了まじかだったが、少し離れた場所で見ごろの株があった

地味な花だが、なかなか人気があるのだ

 

チョウチョが休憩中

 

ミヤマトベラ

非常に暗い場所に自生している

大分県絶滅危惧Ⅱ類

 

わたしが好きな可愛い花

 

オオルリソウ

 

チシャノキ

 

タケニグサ

花をクローズアップすると、なかなか美しい

 

マルバマンネングサ

背後にはホウヨカモメヅルの花が咲いている

 

ホウヨカモメヅル

環境省絶滅危惧Ⅱ類

 

ハマユウ

 

ヒメヤブラン

小さくてよく見えない

比較のレンズキャップは、直径55mm

大分県絶滅危惧Ⅱ類

 

ナミキソウ

久しぶりに観察した植物だが、なんと大分県では絶滅危惧ⅠB類

びっくり仰天

 

しばらくぶりにクロヤツシロランの培養ボックスを見てみると、根状器官が盛大に成長していた

枝や落ち葉の分解がかなり進んでいるようなので、あらたな菌の餌を採取してきた

リゾームの成長は思わしくないが、今年は花を咲かせてくれるのだろうか?

まぁ~ 実生でここまで培養できたので、花が咲かなくても満足です

 

プロトコームの発生(ベンガラヤツシロラン)

発芽誘導はクヌギタケ属に依存しているので、菌の確保、培養が成否を分ける

 

プロトコームからリゾームへの成長(ベンガラヤツシロラン)

それにしてもカギカズラは、なかなか花を咲かせないものだ('ω')ノ