日々の彩り、日々色直し

日々、悩みは尽きないけれど、負けず焦らず、生きていこうよ!
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木は大切にしたいものです

2018-11-11 18:13:45 | 暮らし

販売されている果樹には、表に果実の写真と商品名、裏に「栽培のポイント」を書いてあるビニールでコーティングした紙の札が付けられています。
この札が取れないように、太めの針金入りのビニールヒモにして幹に結んでおいたのですが、幹が育つにつれて幹に食い込むことになってしまいました。
こんな酷(ひど)い状態になっているのを今日、プルーンの枝を剪定していて気づきました。

いつのまにか札は風に飛ばされていて、幹に残ったワイヤーヒモが肉を盛るようにして幹に取り込まれていったのです。
木の生命力の強さに驚くと同時に、見るからに痛々しく、自分がしたことに身が震えるほど罪悪感を持ってしまいました。

ちょうど、医師が手術の時、体内に置き忘れたガーゼやハサミなどが何十年も経って発見されるような…。極端な場合には、当事者が亡くなって火葬の骨あげの時に発見されたり。

今日、このプルーンの木を剪定していて、枝を広げたほうがいいと考えました。
隣のアンズの木からヒモで引っ張ることにしました。
ただ、この幹に食い込んでいるヒモのこともあるので、最初に考えたのは、幹に当て物をしてナイロンヒモで引っ張ることです。

木工を趣味にしている私は木を使うことをまず頭に思い浮かべてしまいました。
ヒモが木から外(はず)れないように手斧(ておの)で欠いています。
この木片を欠いている時、作業場に樋(トイ)の切れ端があって、これを使えば “木が太くなっても食い食い込まないようにできる” と思いつきました。
そして作ったのがこれです。

ちょうど樋(トイ)の両端が樋(トイ)そのものを補強するためにパイプ状にしてあるのですが、これが上手く利用できるのです。
このパイプ状のところにナイロンヒモを通すのです。
そして取り付けた様子がこれです。

これだと、木が太くなっても “食い込む” ということはなくなります。どうです? いい工夫でしょ!!

もっと簡単な方法も思いつきました。薄~い金属を塩ビでコーティングしてある樋(トイ)を切るのは大変ですから。
それは、ゴム管をヒモに通して木に当てるようにすればいいのです。
どこかで見たような、誰かも思いつくような方法でした。
私はなんと固い頭をしているのでしょう! 後になってこの方法を思いつくのですから。

しばらくはこのままにして、そのうちに幹に当てている木片をゴム管か樋(トイ)に取り換えようと思います。



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