海藻のうた

kimuhamuの日記でございます。since 21.9.2009(3.3.2005)

米中首脳会談に思う

2011年01月22日 | Weblog
今週、アメリカのオバマ大統領と
中国の胡錦涛国家主席が会談を行い
仲良く握手をしてましたが

それを眺めながらも
すごい違和感を持ちました。

かみさんと話しながら
何が引っかかっているのかを分析してみたところ
以下のようなところが原因なのかと思います。

それは、互いのお国柄の違いかと。

中国は、やはり共産党による一党支配で
国の方針に基づいて全て決定しており、

うちの国、人が増えすぎたから
子どもは一人だけ!
二人以上作ったら、かなりの罰金だからね!

なんていう無茶ぶりも通りますし、

政治、経済の方針は全て国の意志によるものとなります。

それに対し、アメリカは
人の権利が最初に来ており
経済政策も、米国内の企業を中心とした考え方で動き
人権を阻害する政策を打ち出そうもんなら
国中から総スカンをくらうほど「自由」に敏感です。

今回の会談で、
中国はアメリカから何兆円もの買い物をするというお土産を持ってきたと報じられており
オバマ大統領は
「中国のおかげで、国内の雇用が増えた」
などの発言をしていましたが

この発言一つを取ってみても
中国は国の方針で動き、米国は企業、人を中心に発言していると取れます。

今後の経済交流を行っていくなかで
この考え方の違いは
大きな火種になるんじゃないかというところが
今回、見ていた時の違和感だと思いました。


日本と中国との今までのやりとりを見ていると
例えば尖閣諸島の漁船衝突問題など
日本人のまぁまぁ、という感覚で収まったところが多いと思いますが
日本をアメリカに置き換えてみると
ドンパチが始まっていた可能性が高いと思ってしまい

今後、両国間の交流が拡大すると
こういった問題で
世界を巻き込む喧嘩になりそうな気がします。

テレビ見てた時はもうちょっと具体的に分析していましたし
中国は人としてどうか、国内企業はどうかといったところまで踏み込んで話していましたが
それはまた別の機会にでも書きます。


まぁ、とんちんかんなこと書いてるかもしれませんし
両国間の経済交流の相容れない部分に
日本が緩衝材として入る可能性も高いわけで
杞憂に終わるかもしれませんが
今後の世界情勢を占うにも大きな会談だったと感じた次第でございます。

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