映画をひさびさに見に行きました。
ブラック企業に務める主人公の
見の振り方といった内容で
ミスで迷惑かけて
早く帰らされて
布団のうえで
明日、これやろう、あれやらなきゃ
と考え
がんばってミスを取り返すには
早く寝て体力を回復しなきゃと思いつつ
全然寝られず、焦りだけが増えていく。
んー、何度かあったなぁ。
死んだほうがいいかも
って思ったこともあったなぁ。
ただまぁ、こうやって経験を重ねると
あれだけへこたれたことでも
今から振り返ってみると
そんなこと、たいしたことないのにと思います。
が、その時は迷惑掛けた人に土下座しなきゃ、
いや、切腹くらいしなきゃなんないと
追い詰められたりもしました。
今の日本のシステムには、
なぜ生きるのかを教わる機会がないんですよね。
欧米だと、
宗教を通じて、どう生きるのか、心の持ちようとして何が正しいのか
教わりますが
無宗教の日本においては、
大人になったときの判断基準が分からないような気がします。
なので、会社のために全てをかけなきゃいけないって思う人が多くなるのかなと。
あと、この年齢になると
部長がなぜ、あんなブラックなことをするのか?
について思いを馳せてしまいます。
結局、部長もビクビクしてるんじゃないかと。
恐怖で仕事をさせられた人は
恐怖で人を支配しようとするんですよね。
仕事を離れたら何者でもなくなってしまう。
部長もそんな意識でいるのかも。
今の日本の歪を、自分も受けてるし、
その歪が少しでもなくなるように
自分も努力しなきゃなあ。
と、ちょっと涙ぐみながら
鑑賞しました。