ずいぶんと今日も遅い帰宅になってしまった。
まだ少し残っている仕事。
「明日に残すな」
なんていわれても、やってるうちに明日になってしまう。
どうするかね。
台本を書き終えた。
まぁ、あとはどう馴染んでいくか、だ。
簡単な台本ではない。
簡単な台本だ、なんて理屈で、言葉のひとつひとつを素通りしてほしくない。
役者たちへの願いを、失いたくない。
今年の7月に、久々書いた新作を上演した。
若年性痴ほう症の話。
家族の顔もわからない、母親。
話の一つではあったが、親愛なるその人に接する家族の苦悩を、彼女たちなりに演じてくれたように思う。今の17、18歳が演じる、素直な気持ちを観ることができた。
南田洋子が亡くなった。
その現実を、夫の長門さんは「洋子は生きている。永遠のものだから。」と語った。
「心の中に生きている」
思い込みや観念なんかで発せられる言葉ではないだろう。
3年間。その介護の生活こそ、妻を知り、妻と対話する時間だったんじゃないかな、と、本当に勝手ながら、想う。
仕事に追われ、今日がいつの日かわからない僕たちにも、
きちんと同じリズムで毎日は過ぎていき、
そして昨日と違う太陽が昇る。
太陽が昇るたび、僕らは未来に近づいている。
日常的に誰かを支える日がやってきて、
その疲れた体を、誰かが支えてくれる。
ふつうに、
ふつうにいきてたら、
そんな日がきちゃうんだろう。
僕たちは
これまでのしあわせや、
不幸なできごとを、
いつまで覚えていられるんだろう。
南田さんの人生を、
幸か、不幸かのわくぐみのなかに
閉じ込めることは難しい。
やりたければ、
マスコミが勝手にやればいい。
ただ、
だれかの心の中で生きていられるってこと。
ことばがわかっても
わからなくても、
生きていても
生きていなくても、
それはとても幸せなことなんだよな。
まだ少し残っている仕事。
「明日に残すな」
なんていわれても、やってるうちに明日になってしまう。
どうするかね。
台本を書き終えた。
まぁ、あとはどう馴染んでいくか、だ。
簡単な台本ではない。
簡単な台本だ、なんて理屈で、言葉のひとつひとつを素通りしてほしくない。
役者たちへの願いを、失いたくない。
今年の7月に、久々書いた新作を上演した。
若年性痴ほう症の話。
家族の顔もわからない、母親。
話の一つではあったが、親愛なるその人に接する家族の苦悩を、彼女たちなりに演じてくれたように思う。今の17、18歳が演じる、素直な気持ちを観ることができた。
南田洋子が亡くなった。
その現実を、夫の長門さんは「洋子は生きている。永遠のものだから。」と語った。
「心の中に生きている」
思い込みや観念なんかで発せられる言葉ではないだろう。
3年間。その介護の生活こそ、妻を知り、妻と対話する時間だったんじゃないかな、と、本当に勝手ながら、想う。
仕事に追われ、今日がいつの日かわからない僕たちにも、
きちんと同じリズムで毎日は過ぎていき、
そして昨日と違う太陽が昇る。
太陽が昇るたび、僕らは未来に近づいている。
日常的に誰かを支える日がやってきて、
その疲れた体を、誰かが支えてくれる。
ふつうに、
ふつうにいきてたら、
そんな日がきちゃうんだろう。
僕たちは
これまでのしあわせや、
不幸なできごとを、
いつまで覚えていられるんだろう。
南田さんの人生を、
幸か、不幸かのわくぐみのなかに
閉じ込めることは難しい。
やりたければ、
マスコミが勝手にやればいい。
ただ、
だれかの心の中で生きていられるってこと。
ことばがわかっても
わからなくても、
生きていても
生きていなくても、
それはとても幸せなことなんだよな。
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