きもブログ

 「いやどみ☆こ~せい」のブログ。
後悔と、
希望。
これまでも、これからも、今を刻むブログです。

青春舞台2015

2015年09月05日 07時02分48秒 | Weblog
ご無沙汰していました。久々の投稿です。

今年は全国大会に出場し、多くの皆さまから応援をいただきました。ありがとうございました。
この大会に参加するまでの様子を、9/5 15:00~17:00(今日になりましたが^^;)NHK Eテレの「青春舞台」という番組で放送されます。1ヶ月あまり、密着取材を受けました。その間、色々な出来事がありました。もしよろしければご覧ください。ナレーションは、女優の蒼井優さんです。

佐賀東高校演劇部は、現在、9/8の文化祭に向けて稽古中です。10月、11月はそれぞれまた別の作品をすることになりますので、相変わらずの状態ですが……、また皆様にいいものをお見せできればと思っています。

H26 佐賀県高等学校総合文化祭演劇部門 結果

2014年11月09日 23時33分35秒 | Weblog

第26回佐賀県高等学校総合文化祭演劇部門
第61回佐賀県高校演劇コンクール

最優秀賞(九州大会出場)
佐賀県立佐賀東高等学校
『ママ』 いやどみ☆こ~せい・佐賀東高校演劇部 創作

優秀賞(2位)
佐賀県立伊万里高等学校
『ここにしかない夕焼けを待ちながら』 伊万里高校演劇部+山下康孝 創作

優秀賞(3位)
佐賀清和高等学校
『グ「ループ」課題』 北島詩乃 創作

創作脚本賞
早稲田佐賀高等学校
『くじ引き』 山下和音さん

審査員特別賞
佐賀県立鳥栖商業高等学校
『へいわっかもん』 

大阪→大阪→佐賀

2014年03月19日 23時31分11秒 | Weblog
明日から大阪公演です。
3/20精華高等学校招聘公演『ビューティフル☆ガール』
3/21すばる高校演劇祭『グッド・バイ』
3/22街かど総文祭『ビューティフル☆ガール』

21日深夜にもどり、翌日また公演です。

今年度は結局、8作品17公演。
県教育長表彰もいただきました。

地域のみなさんとの触れ合い、県内、九州、東北、関西。
一年間で多くのことを学びました。

総決算の三連日。

頑張ります。

第60回佐賀県高校演劇コンクール 結果

2013年11月07日 06時37分15秒 | Weblog
第60回佐賀県高校演劇コンクール結果
日時:11月2日(土)・3日(日)
場所:相知交流文化センター

最優秀賞(1位)
佐賀県立佐賀東高等学校『グッド•バイ』(いやどみ☆こ~せい創作)【九州大会へ】

優秀賞(2位)
佐賀県立鳥栖高等学校『櫂』大杉周平創作

優秀賞(3位)
佐賀県立伊万里高等学校『はちがめの恋』山下康孝創作

創作脚本賞
鳥栖高校 大杉周平さん

舞台美術賞
佐賀清和高校

以上です。


色々な方々に観ていただけるチャンスをいただくことができました。とにかく、今後ミーティングを深めながら作品に磨きをかけていくことになると思いますので、宜しくお願いします。


以下は、佐賀東高校演劇部の今後の公演情報です。

佐賀東高校演劇部公演『グッド•バイ』
11月中旬以降の公演予定

11/16
•佐賀市立赤松小学校公演14:00~
11/17
•佐賀市立城南中学校公演(詳細未定)

12月
•九州高校演劇研究大会
•中川副公民館招聘公演

これ以外に複数回の自主公演を予定しています。どうぞよろしくお願い申し上げます。

母の入院

2013年08月21日 21時15分33秒 | Weblog
明日から母が入院することとなった。
無理をしてはいけない病状で無理をしてしまい、体調が悪化してしまったようだ。
今日は荷物を整理している。時折手を止め、ぼーっとしている。
長い入院。大事な予定もキャンセルしているので、思うところもあるのだろう。

一カ月以上かかるのだろうか?
気を遣ってか、お互いにあまり会話がない。

今日の部活

2013年08月21日 00時24分47秒 | Weblog
今日は部員たちと「感情が先か、言葉が先か。」みたいなことを議論した。

台本を貰う。一通り読む。稽古に臨む。

初の読み合わせは当然、「台本にあるから読む」となる。
「3-4で負けるとわかってる日本代表の試合」を録画で観るように。
だからどうしても、感情は「後付け」となる。

そこが「リアル」と圧倒的に違うということ。


でも、そもそも芝居を「リアル」に近付ける必要があるのか、という素朴な疑問もある。芝居を凌駕する面白さが「リアル」にあるのなら、芝居なんて誰もやらない。
大事なのは、「読みを深める」という当然のこと。
互いの深い認識をぶつけあい、その場に立ってもう一度演じてみて、はじめて出会う「感情」というものもある。「感情が先に立つ」という擬似体験を繰り返せば、芝居が「リアル」を凌駕する瞬間に出会えるかも知れないのだ。

佐賀空襲

2013年08月15日 18時23分02秒 | Weblog
8/6、佐賀東高校演劇部は、
北川副小学校で『楠の木は見ていた~佐賀空襲~』の公演を行いました。

今回も稽古の段階からテレビ局に取材していただき、昨日特集で放映してもらいました。

当日聞くことのできなかった小学生たちの感想を知ることができたのも収穫でした。


「演劇の難しさ」でもあるのですが、「直接体験してないこと」を舞台にすることに批判的な人もいます。「わかってない人間は、触れてくれるな」という感じで。もちろん、配慮や研究が不足している舞台は、そう言われて当然かも知れません。

ただ、日本人の8割が戦争未体験という今、真摯な取材を経て作品に挑むことで、悲惨な出来事を伝える人間を後世に残すことができます。「死ぬまで戦争を体験しない」と誓える人間を。

「介護」を扱った芝居、「ホームレス」を扱った芝居、「自殺」、「病気」……。
これまでも様々な舞台に挑み、その度に自分たちなりにその背景を学ぼうと努力してきました。

「体験した人間でなければ、わからないだろう」
確かにそうです。

ですが、戦争は災害と違い、「しない」「させない」という選択を、人間である私たちが選ぶことができる以上、「わからなくてもわかろうとする」「体験していないことでも伝えようとする」ことが大切だと思うのです。

私もテレビでは何かしら語っていたようですが、それはオマケ程度。この舞台に真摯に向き合ってきた部長が、高校生として、演劇部員としての「使命」を語ってくれていましたが、その言葉に多くの意味がこめられているようでした。

北川副小学校の皆さん、先生方、地域の皆様方、このような機会を頂き本当にありがとうございました。

2013年05月03日 03時28分02秒 | Weblog
二年前。
うちの部員たちが、どういう理由でか忘れてしまったけど、「円」になって話をし、最後は結局、みんなで泣いた。

解散したそのあとのことである。
当時入ってきたばかりの一年生の1人の女子が、「一年生だけで自己紹介をしよう」と持ちかけ、彼女たちだけの小さな「円」をつくった。

「自己紹介」は彼女たちが入部した日に終えたはずだった。だけど彼女はこう続けた。


「これから三年間やっていく仲間だから、本当の自己紹介をしたい。」


今、三年生になった彼女は、部長をしている。

二年が経ち、彼女が目を見張るほど成長したかといえば、そうではない。「今日は一年生に厳しいことを言わなくちゃ。」と覚悟を決めていたものの、朝から緊張で顔がこわばっていた。不安そうな眉間のカタチは、あの頃と少しも変わっていない。

だけれども、彼女が立派に今日を乗り越えることができたのは、彼女とともに皆が少しずつ成長を遂げてきたからだ。
あの時彼女に促されて自己紹介をした同級生が彼女を助け、その同級生が育てた二年生が彼女を支え、その先輩たちの姿を観て堅い決意をもとに入部してきた一年生が、彼女の震えた言葉を当然のごとく受け止めてくれたからだ。

今日。
彼女たちが二年前に自分たちだけでつくったあの小さな「円」よりも、もっともっと大きな「円」の中で、一年生が自分のことを涙を流しながら語った。


「これから三年間やっていく仲間だから、本当の自己紹介をしたい。」

まだ出会ったばかりの一年生だが、ひとりひとりがそんな想いを胸に秘めて語っていたような気がして、我々も涙を流しながら聞いた。


「『円』って『縁』だよね。すごいよね!」

今年卒業した部員が興奮しながら僕にこう話しかけてきた。
その言葉がずっと心に残っている。


みんな、つながっているんだなと思う。

みんな、つながる運命にあったんだなと思う。