感謝。

公演が終了いたしました。
ご来場の皆さん、ありがとうございました。

東日本大震災の被害にあわれた方へのメッセージボード、一杯になりました。エスプラッツ二階に一度貼った後、被災地へ送るそうです。

足りない物資、原発の風評被害、心的外傷……。地震、津波の影響は、これからも様々な形で重くのしかかってくるでしょう。

メッセージボードには、高校生たちからの様々なメッセージが寄せられていましたが、その多くは、
「なんと言葉をかけていいかわかりませんが、」
という始まりで書かれていました。

その通りです。
今まで何気なく使ってきた「頑張ろう！」「負けるな！」「元気で！」という言葉。テレビやネットで見た現状や、その裏に隠れていまっている現況を慮れば、どんな言葉を送るのが正しいのだろうか、などと考えてしまいます。

でも、それでも高校生たちはしっかりとマジックを握り、素直な言葉を書き連ねていました。

そっか。
そうだよね。

読んでいて、何度も心を動かされました。

これからも続いていくであろう苦境。だからこそ、「何かできること」はたくさんあるし、これからも途切れさせることなく続けていかなければならない。
そういう思いを強くさせてくれました。

今日は本当にありがとうございました。

３月２４日。

演劇部。明日がリハーサルです。

２週間もなかったかと思いますが、台詞はほぼ頭に入っています。
いや、それはすでに先週末の時点でできていました。
恐ろしい記憶力です。

台詞が入ってから……
いや、イメージが入ってからできること。
それがたくさんあります。


日常生活でもそうです。
「あした、あいつにめっちゃ文句いってやる！」
と前夜に、その文句のセリフまで考えていても、
当日、相手と実際に対峙してみたら、そのイメージが一変することがあります。
「この空気ではキレられないな。」とか。


……かなり例えが悪かったかもしれませんが……

要は「関係性」です。
それがなければ、
すべてのセリフは「独り言」です。


頭のイメージが仕上がった後、
今、互いにそれを擦り合わせています。


今日の最後の「通し練習」で、
それができつつあることがわかりました。
きっと大丈夫です。



そして今日は、修了式でした。
「先生、早くおわろう？」
という言葉に、

（なんでそんなこと言うんだ。今日が最後なんだぞ。）
とさみしくなりながら帰りのホーム。

言いたいことを言って、最後の号令を求めました。



気をつけ～
礼～

「一年間、ありがとうございましたぁ！」
委員長が、寄せ書きを持って、駆け寄ってきました。

あのときのみんなの、
「してやったり」のドヤ顔を、
しっかりと見ておきたかったのに、
なんだか胸が熱くなって、直視できませんでした。


４月から新しいドラマが始まります。
見える景色も、聞こえる声も、
今とは違うものになるでしょう。



「一期」

その積み重ねで、一年が過ぎていきました。
そして今日、寄せ書きをもらって幸せになりました。


３組の仲間たちへの願い。

それは、高校生活最後の担任、
僕ではなく、その目の前の運命の先生に、
「幸せな想い」をさせてほしいということ。

それが自身の幸せに、きっとつながるからです。



とりあえず、今日はありがとう。
まだまだ、こんなことを言うのは早いけど、

ありがとう。
ちゃんと卒業しろよ、お前ら。

帰れない。

最近わかったこと。

色々手を出しすぎると、寝る時間が無くなる。

そして、昔みたいに徹夜ができないこの体。


最近、職場を0時過ぎに出る。

一昨日も、昨日も、そして今日も。
肝心の練習には、全く参加できてない。

自分が三人ほしいです。


あ、迷惑を三倍かけるだけか。



いよいよ今週末です。

魂、こめてます。

第三回 街かど総合文化祭演劇部門 日程

第三回　街かど総合文化祭　演劇部門の日程をお知らせします。

日時：平成２３年３月２６日（土）
場所：エスプラッツホール
（佐賀市白山2-7-1エスプラッツ3Ｆ）
入場無料

各校上演時間と詳細は以下の通りです。

１．10:00～10:40
佐賀西高校『えんぴつと消しゴム、それからカッターナイフ』
加藤のりや 作（既）

２．10:50～11:30
鳥栖商業高校『人魚姫』
柳博美 作（創）

３．11:40～12:20
伊万里高校『ＴＡＫＥ　ＵＰ！』
沼田ヨシキ 作（創）・愉快な仲間たち 潤色

４．13:20～14:00
佐賀北高校『明るい補習計画』
片渕高史 作（創）

５．14:10～14:50
佐賀東高校『ビューティフル・デイ』
いやどみ☆こ～せい 作（創）

６．15:00～15:40
鳥栖高校『オレとこいつとあの人と』
鳥栖高校演劇部 作（創）

７．15:50～16:40
佐賀清和高校『第三東高校図書部』
高尾大樹 作（創）

（今回参加できなかった演劇部の顧問の先生方にも要項を配布しております。詳しくは顧問の先生にお問い合わせいただき、ぜひ観劇いただきたいと思っております。）
高校生活最後の舞台になる生徒たちもいるようです。ぜひ皆様お越しください。


東日本大震災に見舞われた方々、そしてその関係者の皆さまのご苦労、ご心痛をお察し申し上げます。東北地方からは多くの高校演劇部さんに台本を使用していただきました。非常に心配しています。知り合いの高校演劇の顧問の先生方のことも、とても心配です。

先日、クラスで募金をしましたところ、１日で４０００円ほど集まりました。全体で１０万円を超えたようです。「何かできることはないだろうか」との問いかけに、クラスの生徒たちは一生懸命考えていました。

「何かできないだろうか」
そして、一つでも多くのアイデアを皆で実現していけたらと思っています。

卒業式

ひらり / Sotte Bosse　　Live


少し前に日付が変わった。
今日は卒業式。

ようやく準備が整った。


佐賀東の演劇部に「入部」し、同じ三年間、
同じ汗と涙を流した戦友との、しばしの別れ。
そして、はじまり。

今日も
特別な一日にしたい。