養生中

別の部屋にうつって養生中です。部屋に栄養ゼリー（?）のカラが散乱してる。体を起こすたび痛みが走るので、蛍光灯にコードをつけた。
ああ、こんな生活……

厄介

ちょっと厄介な病気にかかってしまったようだ。完治に最低一ヶ月。
今の辛さ、風邪やインフル君の比ではない。寝ていると咽のハレのため呼吸が止まる。だからうつぶせ。前屈みで寝る。うがいをすれば出血。まいった。

マイッタ

今回のノドの痛みはハンパじゃない。
大学生になるまで、よく扁桃腺を腫らしていた。「手術しなさい」と勧められたこともあった。そうならないためにと、自分なりに色々試した結果、ノドを極端に痛めることもなくなり、調子にのってノド自慢にまで出てしまったが。（五年前くらいにＮ局で。）
しかし油断していたようだ。今日はとても痛い。歴代10位くらいかもしれない。
とりあえず電器店で買った吸入器をつかう。そして去年買ったとおぼしきノドスプレーを。心なしかホヘーンとした後味が。「ああ、味覚までおかしくなったのか」
一眠りして台所で手を洗っていると、そこにはノドスプレーが。あれ？
部屋にもどるとさっき使ったものが…。そして使用したほうのスプレーの裏面を見て、体調がますます悪くなった。

使用期限2004．05

地図

舞台が終わった翌日。お二方と共に鏡山に行く。展望台からの景色を初めて見た。地図で見る「唐津」を実際に見たような感じ。唐津に来て五年目になるが、よく考えれば、職場と家とよく行く場所を線で結んだ部分しか知らない。車を持たかったならば、多少探険じみたこともできたかもしれないが。
長崎にいた頃のこと。大学四年時の二日酔いの翌日、「コッコデショ！」という男達の叫び声で目を覚ました。そのおみこしの列は小さなものだったが、階段を駆け降り、見て、思わず涙した。長崎で今まで何をしてきたんだろう？飲み屋と大学とアパートを行き来するだけの四年間、卒業間際に見たその風景は、すごく感動的ですごく切なかった。俺はこんなところに住んでいたのか。こんな人々が住むところで、ねっころがりながら一人、部屋でウィズンの弁当食ってたのか。と。
知らないことは本当に多い。でも点を増やせば、いつか直線は形になっていく。そして地図は完成していく。
上演前の会場は本当ににぎやかだった。知らないはずの人同士が「久し振り！来てたの！？」と会話をしている姿を目にして、驚いた。こちらからは見えない点を皆それぞれが持っている。
外に出れば、点はどんどん増える。探険すれば、地図の一つも描けるかもしれない。
これからいくつの地図を描いていけるのだろう。