ハマスのテロに対するイスラエルの報復テロがあまりにも残虐なので世界の人々はイスラエル批判を強めています。イスラエルと国交を結んだアラブの国もイスラエルを批判し、断交する動きです。イスラム諸国もイスラエルを批判し、イスラエルとの交流を控える動きです。
イランは、イスラエルと戦争しないが、イスラエルと戦っているイスラム戦士組織に軍事支援しています。ほかのイスラム諸国も、イスラエルとは戦争しないが、反イスラエルイスラム戦士組織の行動を黙認しています。
イスラエルを軍事支援しているのは、主としてアメリカです。アメリカと同盟している国は、アメリカとの関係上、イスラエル支持を表明してもアメリカのように積極的にイスラエルを軍事支援する国はないのではないのではないでしょうか。ヨーロッパ諸国では、ただでさえ、イスラム系過激派のテロは恐怖です。
アメリカに批判的な新興国、開発途上国は、イスラエルを軍事支援するアメリカを見て、一段とアメリカに対する批判を強め、新興国・開発途上国協力関係構築に動いています。新興国中国はこれらの国の期待に応えると言って一帯一路構想の展開に注力しています。イスラエル問題については、国連の案であるパレスチナ国建国案を支持すると言っています。
アラブとの関係が浅くなるアメリカに対し、中国はアラブとの関係を深めています。アメリカがイスラエルを軍事支援すればするほどアラブはアメリカから遠ざかって行きます。
アメリカなどイスラエル支援国が世界から浮き上がってきた感じがします。これらの支援国の中でもイスラエルを批判する人が増えています。
ユダヤロビーおよびイスラエルは、パレスチナ人迫害をやめないと、イスラエルが消えることになると思います。
かつてどうしてユダヤ人はドイツから大迫害を受けたのかとか、どうしてユダヤ人は嫌われるのかと言った論がネット上で飛び交うようになってきました。ユダヤ人のいい面が消え、悪い面が強調されています。これはユダヤ人にとって非常に危険なことです。イスラエル国維持のため、ユダヤ人が人間性を失うことは神の望むことではないと思います。