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心の旅紀行

人生は神と自我の二人三脚 kiko

アメリカは日本がアメリカから独立する時が来ると予感している

2020年09月15日 | 世界
日本の総理が代わるということでアメリカが、日本が今後もアメリカと同盟関係を維持することを希望すると言っています。アメリカに協力する国であってほしいという意味でしょう。日本に、アメリカ軍が駐留することに反対する人が多いことを意識しています。アメリカの戦争に反対する人が多いことを意識しています。

アメリカとの長くて深い関係があって日本政府は親アメリカ派が非常に多いと思います。終戦後75年たった今、日本がいまだにアメリカの属国のような状態にあることは非常に悲しいことです。自衛隊をつくったのに在日アメリカ軍を廃止にすることができていません。憲法第9条があって日本は戦争を放棄しているので、代わりに在日アメリカ軍に戦争してもらうという考えが日本にあります。これでは自衛隊も憲法第9条も機能していません。この矛盾を平気でかかえて政治が行われていますから日本は不可解な国です。しかし、アメリカは、いつかは日本はこの矛盾に気付き、自由と独立を求めるだろうと感じているのでしょう。

日本がアメリカから独立できない理由として日本が主要食料をアメリカに依存していることがよくあげられます。小麦、大豆、トウモロコシのアメリカからの輸入量が非常に多い状態です。安保条約解消、在日アメリカ軍廃止などと日本が言おうものならアメリカから厳しい食料制裁を受けるとの恐怖が日本にあります。食料自給率を上げる工夫努力を日本はしてきましたが、日本の中途半端な農業では、到底アメリカの輸入食料に太刀打ちできず、食料自給率を上げることができていません。戦後農家の農業改善の自覚が乏しく、農業経営改革ができません。農業を改善するどころか、農家は農地を農業資本と考えず、単なる自分の財産と考え、農業以外の用途に売ってお金に替えることに熱心でした。

今後は人口が減ります。1億人以下になるとの予測もあります。日本の適正人口は5000万人ぐらいで、これぐらいになれば町の整理、農地の整備ができて、食料自給率100%は実現可能と言われています。気が遠くなるお話しですが、日本が自由独立の国になるには、100年の計が必要です。

戦争論ですが、日本は戦争すると考える必要はまったくないと思います。現時点で言うならば東シナ海での中国の不法な利権追求を防ぐ的確防衛が重要だと思います。現在の日本は総合的に「強い国」を目指していますが、この方針は強大国を敵にすることになり、日本は完全に不利です。戦前戦中の日本の悲劇をまた見ることになります。

日本が目指すべきは「技術開発と生産の国」だと思います。美しくて安全な生活・生産環境、外国が学びたいと思う技術開発と生産、そして人々が自由平等であることだと思います。現在の日本は、戦後の経済成長に満足し、成長が止まっても何事においても中途半端、保守で、発展性が乏しいと思います。一歩前に出る気力を持ってほしいと思います。
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