岐阜・タイヤ・キーパー・専門店・イマージン・50才からのイノベーション それからバトンタッチへ!

岐阜でタイヤ専門店を経営しながら洗車コーティング専門店を開業しさらに事業継承する一部始終を描きます。 

自分自身の心と向き合う!

2012年11月06日 | 日記
キーパープロショップ研修会に参加した伊藤キーパー課長が
「積極的傾聴セミナー」はとても勉強になりました、
と大変喜んでいました。
相手の言わんとすることを「聞く」力と態度の大切さに新ためて
気がついたそうです。

昨夜のマネジメントミーティングで詳細を聞きましたが
一時間後には聞いた事の45%を忘れてしまうと習ったそうですが
私の場合朝までで90%ほど亡失したかもしれません。
唯一つ覚えていることは 「良いくせになり体が覚えるまで意識しましょう」という
ことぐらいかも。

習ってきたことを話す 伊藤課長の態度も表情も目力も
研修の成果が大きかった証でした。
機会があるなら来春 今回未参加のすべてのメンバーを参加させたい感じです。
彼は自分で 一番聞く態度が悪かったことに気がつきと反省して
研修を通してガラリと印象が変わった感じがします。
すごい成長です。
まさに「求める」もの出合ったようです。
次は自分の気づきを「伝える」と言う地道な行動が
自分の役割であるということに さらに気がつきました。
「気づき」の連鎖反応が始まったわけです。



最近 当社ではそういった「気づき」がとても多くなってきたようです。
例えばスゴウ店の臼井店長は
「廃タイヤを洗う」ということを 過去は何気なしにやっていたことを
店長という立場に立って 感謝の気持ちをあらわす行動として
一番大切なことだととして復活させ実行にうつしだしました。

またKPS岐阜の高山店長はコーティングピットの雑巾がけを始めました。
モップを使うのでなく自らの手でしゃがんで雑巾がけに精を出し始めました。


この二人の店長は昨年の7月1日からその職にあるのですが
任命された当時は 辛口の表現を使えば「自信満々で舞い上がっていた」
感じがしましたが 月日を重ねる事に 今度は商売の「怖さ・不安」のような
心を占めるようになったはずです。
私も昔ある店で店長を任されたときそうでした。
最初は自信満々 それから「怖さ・不安・責任感」といった
思いが湧き上がってきました おそらく誰もが責任ある立場にたった時
そう感じるはずです。

そこが本当の出発点になるのです。
なぜなら商売として向き合う「お客様・世間様・店の業績」といったものは
思い通りに行かないことを知るわけです。
すると向き合うべきものは「自分自身」しかないと思い至り
本当に大切なことに「気づき」が起こるわけです。

幸い当社にはそういった行動が先輩によって当たり前に行なわれている手本が
あることを彼らは再発見したわけです。
ある人は朝早めに出てきて店の周囲のゴミ拾いに精を出しています。
またある人は毎日店の床を雑巾がけをし ある人は工具をキチンと手入れし
立場が上の人ほどトイレやより汚れた所を率先してキレイにしています。

そうのような社風があるところ
若き店長たちは一旦は舞い上がりますが
その後に訪れる「不安・恐怖・心配」といったネガティブな思いに出合って
「自分自身」を磨ける行動の大切さに気が付いたのです。
これこそ「心の目」が開いていく始まりです。
ふと気づけば自分自身を磨く材料は 目の前にあったわけです。

人は誰も灯台下暗し 
外の世界に成功を求めて彷徨うのですが
それはすべて幻のようなもので 追いかけても追いかけても手に入れることは
出来ません。
悶々とのた打ち回るうちに 
湧いて来るネガティブな感情が
機縁となって
自分自身の内側に限りなく豊かで落ち着ける世界を発見するのです。
自分の内側にある豊かな世界を観つけて 
それを磨き続けると
不思議な事にやがて外側の世界に 
店の繁盛や好業績といった
ことが起こってくるわけです。


「キレイ」と「安全」と言う
テーマの会社と店のスタッフは
自分自身の内側 
心の中に求めるものが
あることを知りつつあります。


清め続けるものそれは自分自身の心だと再実感しました。
そのメソッドは
「廃タイヤを洗って感謝をあらわす」
「店を雑巾がけしながら感謝をあらわす」
「先様に敬意を払いながら聞き関心をしめす
人・もの・ことに感謝する事を
店にいながら商売をしながら
実践できるわけです。

彼らにとって
もはや店は店にあらず
道場となっていきます。
求めるという「求道」 伝えるという「伝道」
これが商売道という歩いていく道だと信じて進みましょう。

やがて彼らは自分自身が輝身(カミ)である事を知り
お客様と言う神(カミ)と愛むつまじくサービスをより多く
提供できるようになるのです。
カミ(輝身)とカミ(神)は八百万神々となって
社会を明るく平和に創り出していきます。

   参考文献 立花大敬第三集 「ひとついのち」


キーパープロショップ研修会は大きな価値があります。
プロショップの方はぜひ参加してください。

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