自衛隊の国民監視、ことの重大性の割に、新聞などの扱いが小さいように思う。
参院選が近いので、共産党の得点になるような報道はひかえたいということか…?
共産党がこの時期に発表したのは、ひとつは9条問題、ひとつは参院選を意識してのことだろうとは思う。
でも、誰が、いつ、どのような思惑で出してきたことであれ、事柄の性質の問題として徹底的に追求するべきことは、やはり追求すべきだ。
民主党も、社民党も、言い出しっぺの共産党に花をもたせることになるのではなどというせまい了見でなく、共産党以上の追求でいいところをみせてほしい。
自民党も、Q’maさんの発言に自信があるなら、「自衛隊があの人たちを見張ってないと日本は大変なことになるんです!」と大いに論陣をはって、得票を増やせばいい。
何より、メディアはもっと追求するべきだ。
言論の自由より選挙への影響を優先するようでは、ジャーナリズムとはいえない。
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口に苦かったり、毒のあるものでも
表面に砂糖をかけて食わせてしまおうという
その姑息なやり方そのものにいやらしさを感じます。
そうなんです! 政治に「いやらしさ」を感じさせるものがあるんです。人間としての、いやらしさ。
とくに90年代以降の、政局、政局、政界再編、再編、の繰り返しのなかで、政治から哲学や品位というものが失われ、どんどん下品になってきている。
主張の内容は国民にとってたいへんなものでしたが、大平さん、中曽根さんあたりまでは、(もちろん、ときどきインチキもやったけど)国民に真摯に訴えようという責任感や矜持といったものが感じられたように思います。
いまからみれば、やはり、首相の器だったようにも思う。
やっぱり、危機的状況になると人間、品下るものなんだなぁ…。